[記者会見]2025.2.22
堤聖也と比嘉大吾が57日ぶりに対峙!
WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王者の堤聖也(29=角海老宝石)と同級4位の比嘉大吾(29=志成)が22日、東京ドームホテルで開催された「Prime Video Boxing 11」に記者会見に出席、昨年12月27日に行われた発表会見以来の対面を果たした両者は、改めて、健闘を誓い合った。
4年4ヶ月ぶりの再戦は、2月24日(月・休)に有明アリーナで行われる。
決戦を2日後に控えた堤は、緊張感を漂わせてピリピリしていた。堤は「(比嘉を見ても)今は特に何も感じない。当日は堤聖也らしいサイクロンのような熱いボクシングをしたい」と言葉に力を込めた。
「今は比嘉のことだけを考える」
記者からの「ここを勝って先に見据えるものは?」という質問に対し、「自分はバンタム級の中で一番新しい世界チャンピオンなので、この試合で評価されると思う。今は比嘉のことしか考えたくない」とピシャリと言った。
堤をサポートするDANGANジムの瀬端幸男会長は、「デビューからずっと石原雄太トレーナーとコンビを組んでいてここまで負けなしできている。鈴木眞吾さん(角海老宝石ジム前会長)がカットマンを担当し、セコンドワークも完璧」と堤の初防衛を全力サポートする。
続けてマイクを握った比嘉は、「ここ(世界戦)に戻ってきたことに感謝して、この舞台を楽しみたい。(堤選手は)自分と戦ってから濃いキャリアを重ねているので、お互いがどう変わったか。一番、盛り上がり試合になると思う」と6年10ヶ月ぶりの王座返り咲きに気持ちを高めた。
デビューから二人三脚で歩んできた野木丈司トレーナーは、「すべての局面で上回りたい。最終ラウンドは『殺してこい!』と発破をかけたい」と語った。
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