[試合後談話]2024.10.5
チャンカン出場を懸けてライト級が熱い!

日本ライト級挑戦者決定戦が5日、後楽園ホールで開催された「第24回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で行われ、同級1位の浦川大将(27=帝拳)と同級2位の村上雄大(24=角海老宝石)が来年のチャンピオンカーニバル出場を懸けて対戦した。
この日、発表された12月7日(土)に行われる王者の三代大訓(29=横浜光)対同級4位の丸田陽七太(27=森岡)戦の勝者に挑むのはーー。
序盤、サウスポー村上が前の手で距離を作りながら左ストレートをヒット。持ち前の懐の深さを活かしたボクシングでペースを掌握。3回、浦川は右ボディストレートで動きを止めに行くと、プレスをかけてボディ攻撃で挽回した。しかし、村上は真っ向から打ち合うと豊富な手数で譲らず。最後まで激しく打ち合った。採点は割れたが、村上に軍配が上がった。
日本王座挑戦権を獲得した村上は、「前半ペースを握っていたが、盛り返されたので引き分けかなと思った。途中、打ち合う覚悟を決めて、佐藤トレーナーと練習してきたコンビネーションで攻めた。最後は泥臭く勝ちにいった。勝つことができてうれしいの一言」と、安どの表情浮かべた。
来年のチャンピオンカーニバルで、12月7日(土)に行われる王者の三代大訓(29=横浜光)対同級4位の丸田陽七太(27=森岡)の勝者に挑戦する。村上は「どっちが勝ち上がってきても、自分が勝つ。次こそはタイトルを獲る」と、2度目の挑戦での戴冠を誓った。
一方、接戦を落した浦川は、「イメージ通りに戦えて、パンチが当たって効いていると思ったが…。上手くいっていると思ってしまった。映像を見返して次につなげたい」と悔しさをにじませた。
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