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[試合後談話]2024.7.18

KO連発! アジア最強ライト級トーナメント準決勝!

 日本ライト級5位の今永虎雅(24=大橋)が18日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル119」アジア最強ライト級トーナメント準決勝で、マービン・エスクエルド(28=比)と対戦した。
今永虎雅(大橋)が圧勝!
 サウスポー今永は、ジャブから入ると左ボディを痛打。強烈なパンチ音に会場がどよめくと、終盤にはワンツーから右を振るい、ロープ際でエスクエルドを棒立ちにさせた。続く2回、今永は左ボディで倒すと、上下のコンビネーションを絡めて、さらに左ボディで2度目のダウンを追加。そのまま10カウントを聞かせた。今永が圧巻のKO勝ちを飾った。
「次も倒す」
 試合後、取材に応じた今永は「最初に力みすぎたのが反省点。相手は対策していた通りの動きしか、してこなかったので、初回から倒すつもりだった。倒したパンチは、練習していたパンチ」と淡々と振り返り、「自分のボクシングを出すだけ。毎日少しでも進化したい。次も絶対にKOして優勝する」と、完全優勝(全試合KO勝ち)を誓った。
齊藤陽二(角海老宝石)が豪快KO!
 日本ライト級3位の齊藤陽二(28=角海老宝石)は、WBCアジア・シルバーライト級王者のウー・ハンユン(中国)と拳を交えた。開始から距離を詰めた齊藤とウーは、強打を振ってスリリングな打ち合いを展開。2回、強引に打って出るウーに対し、ガードを固めた齊藤は右オーバーハンドを打ち込み、ダメージを加えた。3回に入ると、プレスを強めた齊藤がボディ攻撃を交えながらグイグイと攻め込み、続く4回に左ボディをジャストミート!崩れ落ちたウーは、そのままカウントアウトされた。
「長所を伸ばして今永選手に勝つ」
 乱打戦を制した齊藤は、「他の選手がジャブを打つ感覚で、自分はボディを打っているので、それがきれいに刺さった」と、フィニッシュブローとなった左ボディについて語り、「序盤から力の差がある展開を想定して練習したが、取ったり取られたりの試合をしてしまった。全然ダメ」と、KO勝ちにも満足はしていなかった。

決勝戦は11月25日(月)後楽園ホール

 優勝賞金500万円を懸けて11月25日(月)に今永と拳を交える。齊藤は「総合力では勝てないので、一点突破。長所を伸ばして勝負する。100回やって99回負けたとしても、1回をものにしたい」と言葉に力を込めた。

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