[前日計量]2025.10.24
伝統の日本バンタム級王座を懸けて激突!
日本バンタム級王座決定戦の前日計量が24日、大阪市内の関西ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、同級1位の大橋哲朗(26=真正)と同級2位の梅津奨利(27=三谷大和)が計量に臨んだ。
試合は、明日(25日)、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催される「REAL SPIRITS VOL.92」のメインイベントで行われ、その模様はYouTubeチャンネル「BOXING REAL」でライブ配信される。
当初は、挑戦者決定戦として予定されていた一戦だが、増田陸(28=帝拳)の王座返上により、第78代日本バンタム級王者を決める決定戦へと繰り上げられた。
バンタム級リミットの53.5sで計量を終えた大橋は、「王座決定戦になったからといって、やるべきことは変わらない」と自然体を強調。「(梅津選手は)思ったより大きくなった印象だが、明日はリカバリーして、さらに大きくなってくると思う」と相手を冷静に分析した。
「明確に勝つ」
スーパーフライ級に続く2階級制覇を狙う大橋は、「明確に勝たないとチャンピオンとは言えない。判定でも誰が見ても分かる内容で勝つ。王座決定戦だが、挑戦者のつもりで戦う」と静かな闘志をのぞかせた。
一方、53.4kgで秤を降りた梅津は、「どの試合も大事だが、タイトルマッチになって、よりモチベーションが上がった。やはり気持ちの入れようが違う」と意気込みを語った。
三谷大和ジムとしては3人目のタイトル挑戦となるが、「子どもの頃、先輩がタイトルマッチで負けたのを見て悔しかった。明日は勝って会長に恩返ししたい」と、ジム初の王者誕生を誓った。
日本バンタム級王座は、辰吉丈一郎、薬師寺保栄、山中慎介、岩佐亮佑、堤聖也といった歴代の名王者が腰に巻いた伝統のベルト。
歴史ある王座を懸けた新時代の激突に、関西のリングが熱を帯びる。
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