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[記者会見]2026.7.18

比嘉大吾に野木丈司トレーナー「浜田さんの世界奪取を重ねたい」。増田陸も応戦!

比嘉大吾に野木丈司トレーナー「浜田さんの世界奪取を重ねたい」。増田陸も応戦!

浜田剛史氏の試合を再現するのはどっちだ!

 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座決定戦の記者会見が18日、東京ドームホテルで行われ、同級1位の増田陸(28=帝拳)と同級2位の比嘉大吾(30=志成)が決戦を2日後に控えた意気込みを語った。

 バンタム級注目の一戦は、7月20日(月・祝)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.6」のメインイベントで実施される。

 会見で最初に口火を切ったのは、比嘉とコンビを組む野木丈司トレーナーだった。「大吾の沖縄の大先輩の浜田さんが世界を獲った試合を重ねたい。皆を驚かせる」。日本ボクシング史に残る伝説の世界戦を引き合いに出し、比嘉の世界王座返り咲きへ強い期待を込めた。

 野木氏が挙げたのは、元WBC(世界ボクシング評議会)世界スーパーライト級王者で帝拳ジムの浜田剛史代表が1986年7月、両国国技館で世界王者レネ・アルレドンド(メキシコ)を初回KOで沈め、新王者誕生に祝福の座布団が舞った伝説の一戦。その再現を目指す比嘉陣営の強気なメッセージに対し、増田陸も静かに闘志を燃やした。
 

「フライ級時代を彷彿とさせる」野木丈司氏
 野木氏は「ブランクはあるが能力が高い選手なので、復帰後初スパーリングで『おっ!』と思わせた。さすが大吾。これまで何度も調子がいいと言ってきたが、今回は別物。フライ級の世界王者時代を彷彿とさせる」と王座奪取に太鼓判を押した。

リスクを取って勝ちにいく

 比嘉は「4試合連続での世界挑戦だが、今回は本当に気合いが入っている。いつも以上に獲りたい気持ちが強い。ここ数戦は勝てばいいと思っていたが、リスクを取って攻めないと後悔する。倒して勝ちたい」とKO決着への強い思いを口にした。
「カウンターに気をつけてほしい」
 野木氏の発言を聞いた増田は「浜田さんの試合映像は見たことがあるが、1ラウンドからパンチを振っていた。押しかけて来た時の対応も準備している。カウンターに気をつけてほしい」と冷静に語った。

 続けて「両国国技館で自分がベルトを掲げている姿はイメージできている。浜田さんのような試合を見せたい」と世界王座獲得への自信をのぞかせた。

 浜田代表は「正面衝突。どちらのパンチが強いか。一発は増田の方があり、連打は比嘉君」と両者の持ち味を分析した。
テーマは「紫電一閃」
 増田は次戦のテーマに「紫電一閃」を掲げた。研ぎ澄まされた刀が振られた瞬間のような鋭さや、一撃で流れを変える様子を表す言葉で、一撃必倒のスタイルを見た父が名付けたという。

 「世界初挑戦。一発で獲る」。増田は力強い言葉で世界王座奪取への決意を示した。
テーマは「七転八起」
 勝てば国内最長となる8年3ヶ月ぶりの世界王座返り咲きとなる。比嘉は「久しぶりのベルト。獲ったらどうなるか楽しみ」と笑みを見せた。

 さらに、増田がテーマに掲げた「紫電一閃」に対抗する四字熟語を問われると、比嘉は「七転八起」と回答。続けて「試合までに四字熟語を覚えてきます」と苦笑いを浮かべ、会場を和ませた。

 比嘉は「いろいろなタイプのサウスポーと実戦練習をしてきてイメージはできている。どんなパンチも警戒しつつ戦っていきたい」と静かに決戦を見据えた。
両国国技館が熱い!
 浜田剛史代表の伝説を引き合いに出した比嘉陣営に対し、増田も静かに応戦。互いの覚悟と自信がぶつかり合った記者会見を終え、明日の前日計量を経て、いよいよ世界王座を懸けた運命のゴングが鳴る。

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