比嘉大吾! 不退転の覚悟!

　計量を終えた比嘉は「見つめ合ってるシーンが長くて、恥ずかしくなった。3回取れなかったら引退します。記者さんも日にちを改めないで楽でしょ」と、世界王座返り咲きに絶対の覚悟を示した。

　WBA休養王者で、明日の試合の勝者とは王座統一戦で対戦する可能性が高い堤聖也(29=角海老宝石)が解説をすることを耳にすると、「わかりやすいと思いますよ。俺はできないんで」と笑って答えた。

　リカバリーフードは、「昼は鰻で、夜は適当に米とか炭水化物」と話した剛腕からは、余裕の笑みがこぼれた。

　

　初防衛戦に臨むバルガスは計量後取材陣が来る前にリカバリーを優先し、食事に向かった。

　計量後にはルールミーテングが行われ、バルガスはRival製の白色、比嘉はレイジェス製の黄色のグローブが使用されることが確認された。

　セミファイナルのゴングは、19時半に予定されている。

■検診結果

WBA世界バンタム級タイトルマッチ

王者 : アントニオ・バルガス(米国)

血圧 : 137/86mm/Hg

脈拍 : 53/min

体温 :35.6  ℃

 

■挑戦者 : 比嘉大吾(志成)

血圧 : 135/82mm/Hg

脈拍 : 45/min

体温 : 35.3 ℃

■オフィシャル

レフェリー :レシェック・ヤンコウィアク(ポーランド)

ジャッジ :ビュンム・キム(韓国)

ジャッジ :イグナシオ・ロブレス(パナマ)

ジャッジ :パヴェル・カルディーニ(ポーランド)

立会人 : ウォン・キム(韓国)