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主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)世界スーパーバンタム級統一王者で、歴代最高の世界戦27連勝を達成した井上尚弥(32=大橋)が28日、サウジアラビアのリヤドから帰国した。
我らが誇る”モンスター”は2014年4月6日に世界チャンピオンとなって以来、実に11年8ヶ月の間世界チャンピオンの座に就いている。
▼戦績 : 32戦32勝(27KO)
▼KO勝率 : 84%

井上尚弥は試合後、「やっと帰って来れてうれしい。内容はともあれ、年間4試合を終えてプレッシャーもあったが、やり遂げることができた」と、安堵の表情を見せた。サウジアラビアでの試合については「昨年からプランがあった」と明かし、名古屋開催についても「2年前から話があった」と振り返った。
大橋秀行会長は、「井上真吾、八重樫東、鈴木康弘、北野良、太田光亮トレーナーたち全員が一致団結して、世界戦27連勝を打ち立ててくれたことが誇り高い。感謝の気持ちでいっぱい」と、チームへの思いを語った。
また、井上真吾トレーナーは「良い結果が出ている」と、現状を簡潔に評価した。

井上真吾トレーナーは、昨夜の試合について「……ですね。いい意味で話し合うのも良いのかなとも思う。尚弥の試合じゃない。順を追って組み立てていけば」と語り、修正ポイントの確認を促した。
尚弥も「気持ちと体が一致していなかった。試合でやろうとしていたことが、試合直前でバタバタしてしまい、気持ちを制御できなかった」と振り返った。大橋秀行会長は、控え室の隣がピカソ陣営だったことを明かし、「バンバンバンバン大騒ぎして、嫌がらせしているなと思っていた」と、陳腐な挑発に呆れた様子だったが、尚弥は「まんまとイラついてしまった」と苦笑いした。
競演した中谷潤人(27=M.T)の試合も見たという尚弥は、「相手の選手は大橋ジムにスパーリングにも来ていたので、大橋会長と話していた通り、そうなりました」と、想定どおりの展開だったと話した。ただし、「昨日が勝負の日ではない。来年の5月が勝負なので」と述べ、自身も「確実に最高に仕上げる。自分のモチベーションにも期待している」と、東京ドーム決戦にフォーカスした。







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