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OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチが26日、フィリピンのセブ島で開催された「Treasure Boxing 6」のセミファイナルで行われた。
赤コーナーからリングインしたのは、チャンピオンのフローイラン・サルダール(36=比)。青コーナーからは、前チャンピオンで、リベンジを誓った栗原慶太(31=一力)がリングに上がった。
リベンジ達成! 栗原慶太(一力)
初回から栗原が一歩も引かずに一気に攻め立てると、サルダールも打ち合いに応戦。ロープを背負いながらも、栗原のガードの隙をついて、カウンターに左フックと右ストレートを合わせた。3回から消耗戦となった壮絶な戦い。4回、栗原が右ストレートでようやくダウンを奪った。心が折れかけたサルダールは、立ち上がってロープに下がりながらも、決定打を許さず8回を迎えた。一発で決めたい栗原は、強振の連打を続けると、最後はコーナーに詰めて、左ボディで勝負を決めた。倒れたサルダールは、立ち上がれず。栗原がリベンジを果たした。
殴り合いにいった!
試合後のリング上インタビューに応じた栗原は、前回は消極的なボクシングで、初回にベルトを奪われたことを悔やみ、今回は「初回から殴り合いに行った。この試合にかけた」と喜びの言葉を続けた。サルダールが3度目の対決を望むなら、「受けないわけにはいかない」とも答えた。
栗原慶太(一力)「ボクシングを続けられるのが1番嬉しい!」
電話取材に対して、「この試合に勝つことだけを考えてきたので、先のことは全く考えられないです。でも、ボクシングが続けられるので良かったです」と喜びの言葉を並べ、「7ラウンドに心が折れそうになったけど、セコンドの声で戦うことができました」と、チームに感謝の気持ちを伝えた。おめでとう!