[前日計量]2026.3.9
日本ユース・フライ級王者佐野篤希vs逆境乗り越えた小川椋也
日本ユース・フライ級タイトルマッチの前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の佐野篤希(22=伴流)と挑戦者の小川椋也(27=天熊丸木)が計量に臨んだ。
注目の一戦は、明日(10日)、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル151 ふじのくに Professional Boxing」のセミファイナルで行われる。試合の模様は動画配信サービスFODでライブ配信される。
当初はノンタイトル戦として予定されていたが、挑戦者の小川が、新たに施行されたユース規約「各地区新人王予選に出場した最終年の翌年1月1日を起算点として、2年以内のA級ボクサー」の条件を満たしたため、日本ユース王座戦へと変更された。
初防衛戦に臨む佐野は、フライ級リミットを100g下回る50.7sでクリア。「最後の水抜きは少しキツかったが、筋肉も残っているし、しっかり仕上がった」とコンディションの良さをアピールし、「ベルトを失うかもしれないという緊張感がある。その分、試合へのモチベーションも上がった」と引き締まった表情を見せた。
今年1月にはWBO世界フライ級10位にランクイン。「最初に知った時はビックリした」と率直に語りつつ、「世界ランキングに入ったからには力を証明したい。もちろんKOを狙いにいく」と力強く言い切った。
一方、リミットの50.8sで計量をクリアした小川は、「バッチリ仕上がった。あとはリカバリーに気をつけてリングに上がるだけ」と落ち着いた様子で語った。
規約変更により、A級初戦でユース王座に挑むチャンスを得た小川は、「ユース王座は自分には縁がないと思っていたので、決まってうれしい」と笑顔を見せた。
17歳の時にボクシングに興味を持ったが、18歳の時に対人恐怖症を患い、3年間引きこもり生活を送った。それでも「自分が変われるとしたらボクシングしかない」と決意。自宅にサンドバッグを置き、半年で86sから56sまで減量して20歳で天熊丸木ジムに入門。わずか4ヶ月後にプロテストに合格した。
「泥臭く勝ちにいく」
小川は「丸木兄弟・丸木和也会長と丸木凌介トレーナーがいなかったら続けてこられなかった。自分の症状も理解して支えてくれた。勝って恩返しをしたい。泥臭くてもいいので何が何でも勝ちにいく」と強い決意をにじませた。
世界ランカーの王者と、逆境を乗り越えてたどり着いた挑戦者。日本ユース・フライ級戦は、それぞれの思いを背負ってゴングを迎える。
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>