
![]() 試合日程 | ![]() 試合結果 | ![]() 動画ニュース | ![]() ランキング | ![]() 選手検索 |
WBO(世界ボクシング機構)バンタム級タイトルマッチが28日、横浜BUNTAIで開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING」のメインイベントで行われ、チャンピオンの武居由樹(28=大橋)に15戦全勝中の挑戦者、ユッタポン・トンディー(31=タイ)が挑んだ。元K-1王者と元ムエタイ王者の対決に注目が集まった。


鮮烈な1ラウンドKO勝利で、2度目の王座防衛に成功した武居は、傷ひとつない綺麗な顔で会見場に現れた。「絶対にKOで勝ちたかった。1ラウンドで終わらせるつもりで最初から行ったので、結果に繋がって本当によかったです。向き合って怖さも感じました。でも、先にパンチを当てることができて流れを掴めました。倒して勝てましたが、自分はまだまだです。これからもチャレンジャーの気持ちを忘れず、どんな相手でも上を目指していきます」と、笑顔で試合を振り返った。「右のジャブを突いて、飛び込みの右フックを狙ってました。でも結果的に、左フックの相打ちで先にダウンを取れて、そこからは一気に倒しにいきました。最初のダウンで“効いてるな”と感じたので」と、勝負勘が冴えた。

今後については「最近は“ベルト1本じゃ物足りない”って思うようになってきました。どの団体でも、チャンスがあるならベルトを狙っていきたいと思ってます」と、王座統一戦へ前向きな気持ちを明かした。
度々話題に挙がる那須川天心(26=帝拳)に関する質問には、「彼はまだチャンピオンじゃないですし、リング上で名前を出す必要はないかなと。でも、ベルトを獲ったら面白くなると思うし、個人的には応援しています」と、エールを送る余裕を見せた。

大橋陣営も、この日の勝利に手応えがあった様子で、大橋秀行会長は「最近は判定が続いていたが、今回は武居らしい野性味が戻ってきた。次の指名試合をクリアすれば、さらに面白い試合が控えている」と語り、今後の活躍に期待を寄せた。

八重樫東トレーナーは「武居の良さをとことん伸ばす。それを課題にやってきた。今日はアッパーとフックしか出してないけど、次はストレートも加えていく。最近は世界を獲るための作戦や、前戦の比嘉大吾(志成)戦のように“相手対策”の試合が続いていたけど、今回は“武居由樹のボクシング”ができたと思っている」と、愛弟子の勝利を喜んだ。