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[公開練習]2024.10.2

那須川天心がメキメキと進化を遂げている!

5戦目で初のタイトルマッチ!

 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級3位の那須川天心(26=帝拳)が2日、都内の所属ジムで報道陣に練習を公開した。

 ボクシング転向5戦目に臨む那須川は、10月14日(月・祝)、有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing 10」で、WBOアジアパシフィック・バンタム級2位のジェルウィン・アシロ(比)と空位のWBO-AP王座を争う。

「無意識で動けるようになった」
 今年7月、世界ランカーのジョナサン・ロドリゲス(25=米)に3回TKO勝ちしてから3ヶ月弱だが、格闘技の神童は確かな手応えを感じていた。会見に臨んだ那須川は、「前回の試合は調子が良いと言っていたが、実は悪かった。しかし、今回は本当に調子がいい。コツを掴んだ。必要だったパーツが揃った。試合まで2週間を切っているが、日々成長している。これまでは『どう戦ったらいいだろう』と意識しながらやっていたが、そうすると0.何秒動きが遅れてしまう。まだ、完璧ではないが、無意識で戦えるようになった」と、自らの成長を実感していた。
「体が上手く使えるようになった」
 前戦は、左ストレートで仕留めて、パワーアップを印象付けた。しかし、那須川はこれをやんわりと否定した。「そうではなくて、キレとタイミング。体が上手く使えるようになって、無駄な動きをしなくなった。打ち方が変わったから」と、決定力アップの要因を丁寧に説明した。

 コンビを組む粟生隆寛トレーナーは、「前回の試合の2週間前にハマったことが継続できている。一番最初にミットを持った時とは比べ物にならないくらい衝撃度が違う」と、進化に納得の表情を浮かべた。
メリハリのある動きを見せた
 会見後には、WBO(世界ボクシング機構)バンタム級2位のクリスチャン・メディナ・ヒメネス(24=メキシコ)と3ラウンドのスパーリングを披露。サウスポー那須川は、プレスをかけながら左から切り込むと、返しの右フックをバックステップで回避。ジム内が緊張感で張り詰める中、2回には左カウンターを好打すると、打ったらすぐに動くことを意識。大きく動かず最小限に動いていたのが印象的だった。3回には回転力を活かした連打で、攻めるメディナと真っ向から打ち合った。
メディナ(メキシコ)も進化に驚く
 スパーリングを終えた那須川は、「いろいろな動きができるようになり、パンチの種類も増えたので、ラウンド毎に取捨選択できるようになった。公開練習も試合だと思ってやっている。3ヶ月で、これまで変わったところを見せたかった」と感想を語った。

 拳を交えたメディナは、「(今年7月に続き)今回で2度目のスパーリングだが、以前よりスピードもパンチの精度も上がっている。距離を支配するのが上手く、良いパンチを当てるのが難しい。次戦、サウスポーと対戦するので、自分にとっても良い練習になっている」と、那須川の成長速度の速さに驚いていた。
「世界に行くための切符」
 キックボクシングから転向し、先に世界チャンピオンになったWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)が、9月3日(月)に行われた初防衛戦後、リング上で「10月の天心君、頑張ってください」とエールを送った。将来的な対戦を意識したラブコールとも受け取れるが、天心は「7月の試合であのような内容だったから言ってくれたんだなと。(世界戦の)時期が近づいているのを感じる一方、まだキャリア5戦目で新鋭賞(2023年年間新鋭賞)を取ったばかり。トランキーロ(スペイン語で焦るなよ)って感じですね」と語った。

 「5戦目で初めてのタイトル戦だが、意識はしていない。世界を獲るための切符。リングで魅せるのは大前提で、試合が決まってからが試合だと思っている」。2日間で開催されるビッグイベントで、今回も魅了するつもりだ。

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