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[公開練習]2024.7.9

田中恒成! 王座統一に向けてエンジン全開!

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の田中恒成(28=畑中)が10日、名古屋市内のジムで報道陣に練習を公開した。

 世界最速の21戦目で世界4階級制覇を達成した田中は、7月20日(土)、両国国技館で開催される「Prime Video Boxing 第9弾」で、同級12位のジョナタン・ロドリゲス(28=メキシコ)を迎えて初防衛戦に臨む。

 7月7日(日)、フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)が井岡一翔(35=志成)に判定勝ちしWBA・IBF世界スーパーフライ級王座を統一。試合後には、田中の名前を挙げて3団体王座統一戦を希望した。井岡対マルティネス戦を配信で見た田中は、「標的が定まった 」と、かねてから対戦を熱望しているマルティネスとの3団体統一戦に向けて気持ちを高めた。
WBA・IBF世界Sフライ級統一王者
フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)
 世紀の一戦から2日後。WBO王者の田中にマルティネスに関する質問が集中した。「(井岡vsマルティネス戦を見て)とても刺激を受けた。ずっと戦いたかったマルティネス選手と、一度戦った井岡選手。思うところはたくさんあった」。
「2人の王者を振り向かせる」
 6月30日には、ジェシー・ロドリゲス(24=米)がWBC世界新チャンピオンとなり、スーパーフライ級が大きく動いた。田中は「現状、その2人(マルティネス、ロドリゲス)に比べて、評価も試合内容も劣っているのは理解している。それを払しょくできるよう、振り向かせるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 かつて拳を交えた井岡の敗戦に関しては、しばらく間を置いた後、「一度戦ったことがあり、昔から見ていた選手。思うところはあるが、上手く伝えられない」とあえて答えなかった。
「質が高い練習ができた」
 1ヶ月前に風邪をひいたため、スパーリングの数は、ここまで50ラウンドと「いつもの3分の1くらい」(田中)と少ないが、「思い描いていたプランが崩れて急ピッチで調整したが、試合まで10日を切って、その不安もなくなった。スパーリングが少ないからこそ、1回のスパーリング、1ラウンドを集中してできた。こんな調整もあるのかと良い方に転がった」と収穫を口にした。

 村田大輔トレーナーも「スパーは少ないが、より課題を明確に、質の高い練習ができた」と、仕上がりの良さに太鼓判を押した。
「完封しながらKOチャンスを作る」
 改めて、対戦相手のロドリゲスの印象を聞かれた田中は、「一発があるので警戒したい」と言うと、「前回とは違う戦い方になると思う。自分から攻める姿勢。コンビネーションや手数を重視する。完封しながらどこかでチャンスを作り、(チャンスが来たら)思い切り攻める。本来、自分が持っている力を出す試合」とKO防衛を約束した。

「夢につなげてほしい」畑中清詞会長

 畑中清詞会長は、「バム(ジェシー・ロドリゲス)もいるし、一昨日も試合(井岡vsマルティネス戦)があった。次戦はインパクトのある試合を見せて、夢につなげてほしい」と期待を寄せた。
力強くスピードのある動きを見せた
 会見後にはシャドーボクシングを3ラウンド、ミット打ちを2ラウンド、ムービーバッグ打ちを2ラウンド披露。ゆったりとした構えから一気にトップギアを上げると、ジャブからワンツー、左アッパーの高速コンビネーションを叩き込んだ。陣営から「ナイス!」の声が飛ぶ中、足の動きを意識しながらロープに押し込み、回転力を活かした連打を見せた。

 先を見過ぎると足元をすくわれることも少なくないが、田中にはそれは当てハマらないだろう。

 7月20日、圧巻のパフォーマンスを見せて「スーパーフライ級に田中恒成あり!」をアピールする。

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