IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者の矢吹正道(34=緑)は、11月26日(木)、EBARA WAVE おおた(大田区総合体育館)で開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING」のメインイベントで、同級1位のミエル・ファハルド(26=比)を迎えて3度目の防衛戦に臨む。
「これまでで一番危ないパンチを持っている」と警戒する挑戦者を相手に、初回から集中して戦う構えだ。
矢吹が東京で試合をするのは、令和が始まった2019年5月1日以来、約7年7ヶ月ぶり。日本ランカーになる前に立った東京のリングへ、今度は世界王者として帰ってくる。
■危険な挑戦者を迎えました。
矢吹 これまでで一番危ないパンチを持っているので、ゆっくりスタートではなく、初回から集中して戦わないと。一発を持っていて、これまで戦ったことがないタイプです。
■意外にもフィリピン人選手との対戦は初めてになります。
矢吹 そうですね。スパーリングでは、ジェイソン・ママ(フィリピン)と一度、手を合わせたことがあるのですが。フィリピン人はブンブン振り回してきますが、この選手はそんな感じには見えないですね。しっかりとボクシングをしてきます。決めるところは決めてきます。タノンサック選手と似ているところが若干あります。タノンサックの一発を持っているバージョンです。
※タノンサック・シムシー(IBF世界ライトフライ級王者/タイ=グリーンツダ)
※ジェイソン・ママ(フィリピン=元世界ランカー)
■これまでの対戦相手と比べると、総合力はいかがですか?
矢吹 ただ、総合力を考えると、この選手より高い選手とはたくさん戦ってきているので。例えば、アルバラードとファハルドがやったら、アルバラードが勝つと思います。ただ、自分にとって危険な相手だと思います。自分はタフでもないですし、一発を持っていますし。
※フェリックス・アルバラード=ニカラグア。矢吹と昨年12月に対戦して12回TKO負け)
■岡聖選手(大橋)とのスパーリングは、今日で何回目でしょうか?
矢吹 3回目ですね。次の相手に似ているからということで、用意してもらいました。来週からドミンゴ選手が来ます。
※エスネス・ドミンゴ(フィリピン=元世界ランカー)
■あしたのジョーの作者、ちばてつや先生が亡くなられました。矢吹選手のリングネームは漫画から付けたことが有名です。リアルタイムでは見ていないと思いますが。
矢吹 小学校の時から漫画も全巻持っていましたし、DVDも持っていました。
■どの場面が好きですか?
矢吹 昨日、考えたのですが、選ぶのが難しいですね。最初からずっと面白いじゃないですか。
■ファハルド戦では、どのような試合をイメージしていますか?
矢吹 じっくり攻めていくのが一番いいですが、スロースターターになってしまうので。最初からエンジンをかけつつ、中盤から後半にかけて仕留めていけたら。
■東京での試合は7年7ヶ月ぶりになります。
矢吹 令和が始まって最初の興行でしたから。