■えっ!?ほとんどが右利きとの試合じゃないですか。
重岡 中に入るのが大変なんですよ(笑)。
■前回の防衛戦(ジェイク・アンパロ戦)は見事な左ボディアッパーで仕留めました。
重岡 自分の感覚に任せています。打とうと思ったわけでもなくて、気がついたら打っていて相手が倒れていたみたいな。行く時は行く。躊躇した時が一番危ないので。
■世界戦という舞台でボディブローを当ててKOするのは、相当力の差がないとできるものではありません。
重岡 次戦の相手は、タフだと思います。打ってもそれを帳消しにして打ち返してくるくらいタフだと思っています。それでも、効かせるんだったら腹(を打つの)が重要になってくるでしょう。顔面を撃ち抜いて倒したいですけど(笑)。そのくらい力の差を見せつけたい。
力の差を見せる
■先月、プエルトリコで開催されたIBF総会に出席しました。
重岡 楽しかったですよ。パーティが何日間かあって、関係者がいたので、色々な関係者と話しました。
■有名なチャンピオンはいましたか?
重岡 フェリックス・トリニダードや女子のアマンダ選手がいました。
※フェリックス・トリニダード(元世界3階級制覇王者)
※アマンダ・セラノ(女子世界7階級制覇王者)
■IBF年間最高試合を受賞しました。
重岡 嬉しいですし、自信もつきますが、そんな重い賞をもらうほど、自分のボクシングは見せていないと思っています。まだこれからですよ。自分のボクシングに満足していないです。来年も獲るくらいの気持ちで頑張っていきたい。