■大橋ジムには、どのような経緯で入門したのでしょうか?
保田 大学卒業後は一度ボクシングを辞めて就職していたので、3年間何もしていませんでした。しかし、またやろうと思い、アマチュア時代から仲の良かった浩樹(井上浩樹)に話を通してもらったところ、大橋会長からすぐに連絡をもらったからです。
■保田選手は中央大学ボクシング部出身ですが、最近はプロで活躍している選手が多いですね。三代大訓選手(横浜光)、永田丈晶選手(協栄)、但馬ミツロ(KWORLDW3)、川浦龍生選手(三迫)など。
保田 最近すごいですよね。中大が来ていますね。三代がチャンピオンになった時は、「完全に負けているな」と思いました。良い意味で反骨心を持って、頑張っています。
■当日は、どのような試合を見せたいですか?
保田 自分の生命線はジャブなので、コントロールして中盤くらいにはしっかりと倒したいと思います。12ラウンド戦う準備はしているので、長いラウンドを戦って経験を積んだ上で、倒し切りたいと思います。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
キャリア6年目、群雄割拠のライト級で存在感をアピールするチャンスが巡ってきた。持ち前のスピードとテクニックで翻弄し、最後は得意のカウンターで勝負を決めたいところだ。初のタイトルマッチで大きく飛躍する可能性を秘めている。保田のパフォーマンスに注目だ!
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・KIKO>