■デメシリョ選手の印象を聞かせてください。
中嶋 少しだけ映像を見ましたが、荒々しく前に出て来てくれるのでやりやすいですね。
まだまだ満足はしていない
■デビューから7年が経ちました。
中嶋 全然満足していないです。世界を獲るまでは満足することはないです。次戦をしっかりと勝ってアジア王者になって次に進みたいです。
■昨年の10月には、同門で親交が深い桑原拓選手がOPBF東洋太平洋王座を獲得しました。
中嶋 一番仲良くしていて、昔から切磋琢磨しているのでうれしかったですね。
■大橋ジムでキッズボクサーを指導していますね。
中嶋 火曜日と木曜日がキッズクラスで、他の曜日は自分がメニューを考えて教えています。日曜日以外は教えていますね。部活みたいな感じで、下は5歳から高校3年まで10数人います。全国チャンピオンも3人います。
■キッズを指導していることで、自分のボクシングにプラスになっていることを教えてください。
中嶋 これまで自分がやってきたことを教えているのですが、忘れていたことを思い出すことができます。
教え子が見ているので負けるわけにはいかない
■毎回、中嶋選手の試合には多くの子どもたちが見に来ていますよね。
中嶋 はい。一番支えになっていますね。子どもたちが見ている前で負けたくない。前戦は、戦いながら子どもたちの顔がよぎりました。「ここで負けるわけにはいかない」と踏ん張ることができました。次は良いところを見せたい。