日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の平岡アンディ(26=大橋)は、9月13日(火)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.92」のメインイベントで、WBO-AP同級4位のアルビン・ラガンベイ(27=比)を迎えてWBO-AP王座3度目の防衛戦に臨む。
今年6月に、さいたまスーパーアリーナで赤岩俊(29=マナベ)に6回TKO勝ちし王座防衛に成功。この階級において一つ頭が抜けた存在で世界に向けて着実にキャリアを重ねている。
挑戦者のラガンベイは、2018年4月に当時のWBO-APウェルター級王者の小原佳太(三迫)に大番狂わせの2回KO勝ちでタイトル奪取に成功。ダイレクトリマッチで敗れたが、平岡にとって侮れない相手だ。平岡はこの一戦をどのように考えているのかーー。
■前戦(赤岩戦)を振り返ってみて、自身としてはいかがでしたか?
平岡 う〜ん。そうだなぁ…。実際に戦っていたのと、映像で見て少し違うなと思いました。戦いながら楽しかったのですが、(映像を見て)何をやっているんだろうなと。
■父・ジャスティストレーナーからは、何か言われましたか?
平岡 「早く倒せ」と怒られました(苦笑)。
■これまでの試合を振り返ってジャスティストレーナーから100点をつけられたことはありますか?
平岡 ないですねぇ。70点はあるけど、100点はないなぁ。なかなか難しいですね。
相手のことを警戒している
■初回にダウンを奪いその後もペースを握り続けましたが、フィニッシュまで時間がかかった印象です。
平岡 あまりパンチを出してこなく、崩すのが難しい、不気味な選手でした。初回にアッパーで倒した時に仕留めたかったです。次の相手は、パンチがあるのでより警戒を強めないといけません。ドキドキしながら戦えるかなと思います。
■ラガンベイ選手について、パンチ力以外の印象を教えてください。
平岡 パンチが伸びてくるのではないかなと思います。先日、タイの選手とスパーリングをしたのですが…、ムエタイチャンピオンで内山さん(内山高志)と戦った…。
■ジョムトーン・チュワッタナですか?
平岡 そうです。ジョムトーンとスパーした時に、日本人にはない動きをしてきました。(ラガンベイ選手も)手足が長いので、ここまで伸びてこないだろうというパンチがくるのではないかと。