■打ち合いにはならないと?
平岡 ならないです。
■先日、SNSで陸上トレーニングの様子をアップしていましたが。
平岡 はい。一人で1000m走をタイムを測りながら走りました。高校時代は陸上部だったこともあり、たまにしています。1000mをどれくらいで走れるかである程度の調子がわかります。
■タイトルマッチの雰囲気などは、同門の選手から聞くのでしょうか?
平岡 あまり聞かないですね。同門の選手が出ているのを見て感じています。やはりタイトルマッチはいつもの試合とは雰囲気が違うし、殺伐としているなと思います。
■KO決着が濃厚ですね。
平岡 それは間違いないですね。最後までいかないと思います。彼のことはリスペクトしているし、たくさん練習しているはず。スタミナもあると思うが、12ラウンドは持たないんじゃないかな。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
チャンピオンに最も近い位置にいながらチャンスが巡って来なかった平岡は、ようやく訪れたタイトルマッチを心から楽しみにしているようだった。そして、言葉の端々に勝利への自信を覗かせた。勢いのある20歳のパンチャーを完膚なきまでに倒して、国内スーパーライト級ナンバーワンを証明する!
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・KIKO>