IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級6位の平岡アンディ(25=大橋)は、10月19日(火)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」で日本ユース・同級王者で日本同級2位の佐々木尽(20=八王子中屋)と空位の日本王座&WBOアジアパシフィック王座を争う。
米王手トップランク社と契約しラスベガスで2戦した平岡は、ここまで17戦全勝(12KO)と無敗記録を更新中。念願のタイトルマッチに胸を躍らせた。
拳を交える佐々木は、左右ともに抜群の破壊力で頭角を現してきたホープだ。注目の一戦を約1ヶ月後後に控えた平岡に心境を聞いた。
■待ちに待ったタイトルマッチです。今の心境を聞かせてください。
平岡 ここまで長かったですね。でも、これが運命として良い流れで来ていると思ってやるだけです。
■佐々木選手の印象を聞かせてください。
平岡 すごく良い選手です。実際に話しても謙虚で良いコです。
■佐々木選手と湯場選手の試合をリングサイドで観戦した感想を聞かせてください。
平岡 途中までは湯場選手と戦うことになるな、と思いながら見ていました。率直に言えば、スター性がある。あそこで逆転KO勝ちができるのは彼の持ち味です。彼の良いところも見えました。次戦は良い試合になると思う。
※今年7月に佐々木は、湯場海樹(ワタナベ)と対戦。2度ダウンを奪われた中で2ラウンドに倒し返し日本ユース・スーパーライト級王座初防衛に成功した。
■次戦を勝てば2冠王者です。
平岡 やっとですね。ここをしっかりと獲って世界に打って出たいです。
■平岡選手にとって勝てば2冠王者ですが、負けたら世界ランキングを奪われるハイリスクな試合になりますが。
平岡 そうですね。ただ、今回の試合だけでなくて毎回がそうなので。
■佐々木選手とは何度かスパーリングをしたそうですが、優勢だったと聞いています。
平岡 そうですね(笑)。ガッツと勢いがあり良い選手です。5〜6回はしましたね。