OPBF東洋太平洋バンタム級4位の中嶋一輝(27=大橋)は、5月21日(金)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.77」セミファイナルで同級12位の千葉開(28=横浜光)と空位の王座を争う。
中嶋は、サウスポースタイルから打ち込む強打を武器に対戦相手を豪快にキャンバスに沈めて着実にキャリアを重ねてきた。
大橋ジム期待の強打者が、満を持して初のタイトルマッチに挑む。所属ジムで取材に応じた中嶋は、強気の発言も出て初のベルト獲得に自信を示した。
■試合まで割と短い期間の中で発表されたタイトルマッチでしたが。(3月27日に発表)
中嶋 ある程度は聞いていました。相手が誰になるかは聞いていませんでしたが、準備はできていました。
■千葉選手の印象を聞かせてください。
中嶋 まだ映像を見ていないので何とも言えないので、これから見ようと思います。
■バンタム級でランキングも近いですが、これまで意識したことはなかったですか?
中嶋 はい。いつも相手が決まってから見ます。日本ランキングも2位に定常選手がいるのはわかりますが…、1位はわからないです。
※定常育郎(T&T=日本バンタム級2位)
■そこまでですか?日本人選手の試合は見ないですか?
中嶋 そうですね。どちらかというと海外の選手をよく見ます。デービスやシャクール・スティーブンソン、テレンス・クロフォード。
※ジャーボンタ・デービス(米=WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者、WBA世界ライト級王者)
※シャクール・スティーブンソン(米=WBO世界スーパーフェザー級1位)
※テレンス・クロフォード(米=WBO世界ウェルター級スーパー王者)
■いずれもサウスポーですが、タイプが違いますね。
中嶋 参考として見ていますが、いろいろな良いところを見て取り入れてという感じですね。
■僕の中での中嶋選手のイメージですが、常に冷静沈着というか感情を出すのを見たことがないなと。練習中に上手くいかなくてイラついたりすることはないですか?
中嶋 昔からないですね。