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[特集]リングサイドの目
2019.11.8


井上拓真(大橋) WBC王座統一戦


 WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)が7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「FUJI BOXINGダブル世界戦」のセミファイナルで正規王者ノルディ・ウバーリ(33=仏)と統一王座を争った。
 観衆:20000人



13戦全勝(3KO)の井上と16戦全勝(12KO)のウバーリによる全勝対決は、サウスポーのウバーリに対し、井上が的確なジャブから右ストレートをヒットさせ上々のスタートを切ったが、3回にウバーリの左で大きく弾かれると4回にも左を浴び、今度は尻もちをつくダウンを喫した。5回以降は井上が左フック、右ストレートを返しポイントの挽回を図るが、ウバーリの出入りに苦しみ8回までの途中採点で最大8ポイント差がついた。
 井上は9回に左ボディを効かせるが、ウバーリは攻撃を巧みにかわすと、最終12回の井上のアタックも足を動かし逃げ切りに成功。最大13ポイント差をつけ、王座統一と同時に2度目の防衛を果たした。



■WBC世界バンタム級統一王者
■ノルディ・ウバーリ(仏)
「今年1年で3回の王者になれたことを誇りに思う。ただ、やはり日本でやるにあたって、時差ぼけや、気候で60%か70%の自分しか見せられなかったことが残念だ。拓真はよく戦ってくれた。強い選手だと思う。今後、尚弥とも話があれば、日本でやってみたいね。その場合もっと早めに来日して万全で戦う。日本の皆様サポートありがとうございました」



■前WBC世界バンタム級王者
■井上拓真(大橋)
「前半のダウン以外は、リードジャブ、ストレートとも手ごたえがあったのでポイントが取れていると思ったが、8ラウンドの採点を聞いてイーブンだと思っていたのに差が開いていたので、終盤は前に出るしかなかった。兄の口から敵討ちの言葉が出たのは悔しいが、それも仕方がない。今後、世界でやっていく上でポイントの取り方をもう少し研究、見直す必要がある」



■元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者
■内山高志氏
「ウバーリが上手くて自分のボクシングができないまま終わってしまった。最終ラウンドに自分からガンガン打ち合いに行ったのは良かった。上手い相手と戦ったのは初めてだと思うので、これでまた強くなると思う」



■WBC世界ライトフライ級王者
■拳四朗(BMB)
「ウバーリの距離感が良かったですね、パンチもあったし、体が強い。左がカギでした」



■WBA世界ライトフライ級スーパー王者
■京口紘人(ワタナベ)
「拓真君が初回、前の手を上手く使い上回ったかなと思いましたが、3回からウバーリが思い切りの良いダイナミックなパンチで攻めて4回にダウンを奪い、気持ちに余裕ができたと思う。拓真君のパワーレスが顕著に出てしまった。後手に回ってのカウンター狙いだったがウバーリの動きが落ちないので、ヒットしても見栄えが悪くて淡々とラウンドを重ねてしまった。8ラウンドの公開採点が出てからウバーリも足を使って余裕のあるボクシングを見せていた。拓真君は序盤の動きをもっとできていれば良かった」



■前WBO世界スーパーフェザー級王者
■伊藤雅雪(横浜光)
「拓真選手はスピードがあり動きもキレていたが、ウバーリのパワーに押されて下がりすぎてしまった。態勢が悪い状態が多かった。ウバーリが疲れたのもあるが、後半は前に出てボディからしっかり上下に散らしていて良かった。次に戦ったら拓真君が勝つんじゃないかなと思いました。若いですしできれば再戦してほしい」



■日本フライ級王者
■ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)
「初回、足を使った拓真選手のスピードとキレが目立ちいいスタートを切ったように見えましたが、ウバーリのリードパンチや左ストレートでのプレスが強くて主導権はウバーリが握っていると感じました。4回のダウンは真っ直ぐ下がる拓真選手に対しての左ストレートで見事でしたね。中盤以降も拓真選手はなかなかコンビネーションが続かず、ギアを上げたウバーリのプレスでロープを背負う場面が増えました。後半ボディを打つ場面が増えましたが、ウバーリはその後を打たせない上手さがありました。最終回は逆転のチャンスでしたがウバーリは崩れなかったですね」 



■日本フェザー級王者
■佐川遼(三迫)
「最初、駆け引きがすごかったが、ウバーリ選手は遠い距離からの瞬発力もあるし、接近戦でのコーナー際での詰め方も上手かった。拓真選手はストレートで合わせる作戦だったと思いましたが、体の強さもあって崩しにくいチャンピオンだなと思いました」



■WBCフライ級ユース王者
■畑中建人(畑中)
「1〜2ラウンドの拓真選手は相手の左がよく見えていると感じた。右を多用せず左で丁寧に、3ラウンドは左ストレートもらうも効いてはいなかったはず。4ラウンド、右の打ち終わりに左カウンターでダウン!これが効いたのか、5〜6ラウンドから微妙なラウンドが続き、僕の採点は11ラウンドまでウバーリが4ポイントリードしていた。最終ラウンドは山場見せてくれましたが残念でした」



■日本ライトフライ級王者
■高橋悠斗(K&W)
「この試合に感情移入しました。拓真選手はメインにこんな試合が控えてプレッシャーやいろいろな気持ちがあったと思います。ボクシングが上手すぎて先が見えてしまい、リミッターが外せないのかなと思いました」





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