■興国高校→東農大は井岡一翔選手と同じですね。
桑原 はい。「打たせずに打つ」ボクシングが一番の理想なので井岡さんのボクシングはすごいなと思います。
■デビュー戦も2戦目も51.0kgでしたがどの階級で戦っていくのでしょうか?
桑原 Lフライ級で戦っていきたいと思っています。51kgはまったく問題ないです。大学時代も49kgでやってきたのでここでやれたらと思います。この階級にこだわりがあるというか。ただ、会長や佐久間さん(佐久間史朗トレーナー)からは「フライ級でもいいのでは?」と言われています。自分が決められることではないのでそこは相談しながらですね。
■自身のアピールポイントは?
桑原 スピードとタイミングの良い右ストレートです。ただ、まだそれだけなので上を目指すためには自分だけの武器を作っていかなければなりません。
■休日はどのように過ごしているのでしょうか?
桑原 友人と会ったりしていますが、基本的には横浜をウロウロしていますね(笑)。あっ!料理をするようになりました!自炊しないといけないなと思い始めました。炒飯は得意だと思います。自分の作る炒飯が一番好きです(笑)。
■次戦9月11日はどのような試合を見せたいですか?
桑原 自分の得意な足とスピードとタイミングのすべてを見せたい。そして会場のお客さんが 「こんなにすごい選手がいるんだ」とアピールしたいです。華やかなボクシングをしたいです。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
インタビュー後の練習では、安定感のある下半身からキレ味鋭いパンチを打ち込んでいた。本人も言うようにスピードは一級品。長いラウンドを経験する必要があるが、プロの水に慣れてきたら早い段階で上位に食い込んでくるだろう。これからどのようなキャリアを積んでいくのかに注目していきたい。
<取材・構成・写真/やすおかだいご>
<試合写真/ボビー>