IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者の重岡銀次朗(24=ワタナベ)は、7月28日(日)に滋賀ダイハツアリーナで開催される「奥井グループpresents3150 FIGHT vol.9」のメインイベントで同級1位のペドロ・タドゥラン(27=比)を迎えて3度目の防衛戦に臨む。
重岡は、今年3月に2回TKO勝ちで圧巻のパフォーマンスで存在感をアピールし、順調に防衛ロードを歩んでいる。5月にはプエルトリコで開催されたIBF総会に出席。IBF年間最高試合に選ばれ表彰された。
プエルトリコでは、色々な思いを感じたようだ。
■前回の防衛戦の後、「強さに磨きをかけるための練習をする時間を作りたいので、試合間隔を少し空けたい」と、話していましたが、4ヶ月間隔で防衛戦が決まりました。
重岡 試合が決まってありがたいです。怪我もないですし、年齢的にも今が一番元気な時なので、今頑張らないとな、と思います。
■以前、「ボクシングが好きなのでずっとやっていたい」と話していましたね。
重岡 10年…、もっとやれたらいいかな。少なくてもあと、今後10年は続けたいですね。15年経っても元気な気がします(笑)。
■そしたら重岡選手は40歳を迎えますよ!
重岡 海外の選手には、その年齢でも強い選手たくさんいるじゃないですか。
■40歳だと戦い方も変わってくるのでは?
重岡 絶対に違うでしょうね。そこまでいけばレジェンドじゃないですか。
■重岡選手からは、本当にボクシングを突き詰めたいという思いを感じます。
重岡 自分=ボクシングですね。物心ついた時からずっとやっていますから。今後もずっとやるためにも、もっと守備力を上げていかないといけない。
■指名挑戦者のタドゥラン選手は、侮れない相手です。改めて印象を聞かせてください。
重岡 試合が決まる前に少し映像を見たくらいですが、自分と戦っても積極的に出てくるだろうなと思います。
■そうなると勝負は、早く決まる可能性が高くなってきますね。
重岡 そうですね。パンチを当てるのも、もらう率も高くなりますからね。
■サウスポーとの対戦は、久しぶりになります。
重岡 はい。でもサウスポーは得意なので。やりやすいですね。オーソドックスの方が嫌です。