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[特集]インタビュー
2023.4.11
日本フェザー級2位
松本圭佑(大橋)

4/18(火) 後楽園ホール
日本フェザー級王座決定戦
佐川遼vs松本圭佑


松本圭佑「父と同じベルトを獲る」
 日本フェザー級2位の松本圭佑(23=大橋)は、4月18日(火)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで同級1位の佐川遼(29=三迫)と空位の日本王座を争う。

 元日本・OPBF東洋太平洋フェザー級王者の松本好二トレーナーの長男で、キッズボクサー時代から注目されてきた松本は、アマチュアで実績を積み、2020年8月にデビュー。7戦全勝(7KO)でランキング2位まで上がってきた。


 プロ入り後は、やや不安定な内容だったが、3戦目以降は圧倒的な強さを見せている。拳を交える佐川は大学の先輩にあたる。勝てば親子2代での日本チャンピオン誕生となり、同一階級での日本王者となれば史上初だ。



■決戦まで残り2ヶ月です。(取材日:2月11日)今は、どのようなことを重点的にトレーニングしているのでしょうか?
松本 特にやることは変わらず、今までやってきた練習を引き続きしています。これまでKO勝ちできましたが、次戦は10ラウンド戦う可能性が高いので、そこの強化をしています。

■王座決定戦の話を聞いた時の心境を聞かせてください。
松本 前戦(1月10日)の翌日、会長から「阿部選手(阿部麗也=KG大和)が返上するかもしれないという話があるから、王座決定戦の可能性がある」と言われました。うれしかったです。実力者とベルトを懸けて試合ができる。ワクワクしますね。



■デビュー8戦目での日本タイトル挑戦になります。時期としては、どのように思っていますか?
松本 自分としてはいつチャンスが来てもいいと思っていました。周りからしたら早いと思うかもしれないですが、世界を獲る選手は早い段階で獲っていくので、世界チャンピオンを目指す上で、しっかりと獲らないといけないなと思いました。

キャリアの差をポテンシャルで補う

■佐川選手の印象を聞かせてください。
松本 ジムの先輩である松本亮さんとの試合を会場で見ていました。同じ階級ですのでイメージしています。一番は右ストレートのタイミングが良いので警戒していきたい。後はキャリアを積んでいるので長いラウンドの攻防に長けています。キャリアの差をポテンシャルで補っていきたいです。
※佐川は、2028年9月に松本亮と対戦し3回TKO勝ち



■佐川選手は東京農業大学ボクシング部の先輩ですが。学年は被っていないようですね。
松本 はい。八重樫さん(八重樫東)は、ダイヤモンドグローブで解説をしていて(佐川選手を)見ているのでアドバイスをもらっています。

■実績が上の選手と対戦するのは、次戦が初めてです。大橋秀行会長は「(圭佑選手は)格上の選手と対戦する方がより力を発揮する」と話していました。
松本 それは自分も昔からずっと思っていて。もっと強い相手と戦ったら強さをアピールできると思っていました。強い選手との試合の方がより気を張ることができるので、機敏に動けるというか、能力を引き出すことができる。

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