[前日計量]2023.7.24
バンタム級を見据える武居由樹に注目!
右:武居由樹(大橋)がフィリピンの刺客と激突!
 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(27=大橋)が24日、横浜市内のホテルで前日計量に臨んだ。

 武居は、明日(25日)に東京・有明アリーナでOPBFバンタム級7位のロニー・バルドナド(27=比)と54.0kg契約8回戦で対戦する。試合の模様は、Leminoで無料ライブ配信される。
「バッチリ仕上がった」
 7戦目のリングに上がる武居は、契約体重を100g下回る53.9kgでクリアした。計量後に囲み取材に応じた武居は「いつもより減量はきつかったが、今朝、起きてリミットまで300gオーバーだったので問題ないし、調子もいい」と仕上がりの良さを強調した。

 バンタム級転向を見据えて今回の試合は54.0kg契約戦(※バンタム級リミットは53.5kg)となったが、しっかりと落としてきた。
「倒して目立ちます!」
 ここまで6戦全勝(6KO)の武居は「世界戦に埋もれないように、倒して目立ちます!」と言葉に力を込めた。
3度目の来日
 一方、これが3度目の来日となるバルドナドは、700gアンダーの53.3kgで、パス計量台の上で力こぶを作り闘志を漲らせた。
今永虎雅(大橋)の4戦目
 日本ライト級11位の今永虎雅(23=大橋)は、62.0kg契約8回戦でWBOアジアパシフィック・ライト級3位のヘビ・マラプ(34=インドネシア)と拳を交える。

 今永は契約体重を400g下回る61.6kg、マラプは300gアンダーの61.7kgでパスした。
「ライト級には俺もいる」
 アマチュア10冠を経て、昨年6月にデビュー。ここまで3戦全勝(3KO)の今永は「想定していたより小さく感じた」とマラプの印象を語ると、「こんなに大きな会場で試合するのは初めてなので、明日はしっかりと倒す。ライト級には、自分もいることをアピールする」と意気込んだ。