[ニュース]2011.8.17
公開スパーの3選手が会見
 17日、東京サンケイビル駅前広場で行われた、WBA世界バンタム級・スーパーフライ級ダブルタイトルマッチの公開スパーリングは、炎天下にも関わらず約600人の観衆が、興毅と清水の登場に沸き返った。
 スパー終了後、亀田興毅(亀田)、清水智信(金子)、アンディ・オロゴン(平仲BS)の3選手が"日本武道館決戦"に向け会見を行った。
右がアンディ
 まず、タレントで格闘家のボビー・オロゴンの実弟アンディは「世界戦の前座で戦えるのは光栄。とても幸せです。これからの格闘技人生に活かしたい。勝ちます!」と、流暢な日本語でデビュー戦勝利を宣言。アンディの対戦相手はまだ決まっていないが、近日正式に発表される。
清水 智信
 続いて清水は「沢山の人が集まってくれてとても気持ちが高ぶった。今は疲れもあるが、試合当日はコンディションを整えリングに上がります。カサレスの穴も見つけました。しっかり勝ちます!」と必勝宣言。試合のポイントを求められ「左のリードがポイント。スーパーフライ級での世界挑戦にも問題はない」と、タイトル奪取に自信を窺わせた。
亀田 興毅
 最後に興毅は、「今日は楽しかった。この暑い中、沢山集まってくれて気持ちよくスパーができた。良い経験になった。嬉しいの一言。アンディと清水選手の協力で、31日に向けて盛り上げることができた。本当に感謝している」と公開スパー成功に笑顔。また「31日はみんなで勝って、最高の1日にしたい!」と、3人全員での勝利を誓った。
会見のもよう
 31日は「第4回東日本大震災チャリティーマッチ」と銘打ち開催することも発表され、3選手は被災地へメッセージを送った。アンディは「辛い時は現実を忘れたくなる。被災地の人達が、少しでも震災を忘れることができる試合をしたい」と語り、清水は「自分も人生を懸けて31日は戦います。被災地の皆さんが、元気になる試合をします!」。最後に興毅は「復興にはまだ時間が必要。僕達の試合で、一瞬でも笑顔を取り戻して欲しい。感動を与える試合をします!」と、被災地にエールを送った。