[東京五輪予選]2020.3.3
日本勢トップバッターは敗退で涙
1-4でポイント負けだった梅村
 東京五輪ボクシング競技のアジア・オセアニア予選が3日、ヨルダンの首都アンマンで始まった。今大会は当初、2月に中国の武漢で開催が予定されていたが、新型コロナウィルスの発生により、開催国と日程が変更された。日本での感染被害などの影響を受けて、日本代表団は出発日を急きょ前倒すなどして対応した。大会初日に出場した男子81kg級の梅村錬(拓殖大学)は、ニュージーランド代表のJ.パンペロン選手と対戦したがWP(4-1)で初戦敗退となった。
 梅村は試合後のミックスゾーンで「体調は悪くなかったし、相手は国際大会で実績のある選手だったが、パワーの差は感じなかった。あとは打ち分け方とかスタミナ面だと思うので、もっとリラックスして戦えれば勝てるチャンスがあった。それでも負けてしまったのが結果。明日、こっちに来る恩師に申し訳ない。次は勝つ姿を先生に見せたい」と涙ぐみながらコメントした。