[インタビュー]2019.6.10
令和のニューヒロイン千本瑞規
プロ2戦目でタイトル挑戦
 昨年11月にデビューした日本女子ミニマム級2位の千本瑞規(ちもとみずき=25/ワタナベ)が早くもタイトル戦のリングに立つ。今月25日(火)、後楽園ホールで開催される「DANGAN日韓親善試合」で17戦8勝(2KO)8敗1分と豊富なキャリアを持つ日本女子同級王者の日向野知恵(34=スパイダー根本)に挑む千本は、「チャンピオンは好戦的な選手ですが、私も打ち合いは嫌いじゃない」と拳を固める。
デビュー戦は3回TKO勝ち
 中学3年時に兄の影響でボクシングを始め、アマチュアで57戦45勝12敗の実績を残した千本は、昨年11月にタイ人を相手にB級デビュー。立ち上がりからワンツー、左ボディで攻め立てると3回に右ボディを決め、TKO勝ちで初陣を飾った。プロ2戦目でタイトル奪取をはたせば、昨年12月に空位のOPBF東洋太平洋女子アトム級王座を獲得した同じアマチュア出身の松田恵里選手(TEAM10COUNT)に並ぶ日本最速。次世代のニューヒロインにボクシング界も大きな期待を寄せている。