[発表会見]2016.11.9
12/30、師走の有明に激闘王が登場
有明にトップボクサーが集結
 IBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(33=大橋)の2度目の防衛戦が12月30日(金)、東京・有明コロシアムで決定。9日に都内のホテルで発表会見が行われた。八重樫は11月26日(土)にフィリピン・セブ島で行われるIBF世界暫定王座決定戦の勝者と拳を交える。試合の模様は当日、18:00~20:54にフジテレビ 系列で全国放送予定。(一部地域は除く)
元気なところを見せたい
 7ヶ月ぶりの試合となる八重樫は「久しぶりに試合ができることに喜びを感じている。長い間休ませてもらって体のダメージも抜けているので今は非常にコンディションが良い」と万全を強調。同級3位のファーラン・サックリンJr(23=タイ)と同級5位のミラン・メリンド(28=フィリピン)の間で暫定王座決定戦が行われ、その勝者と戦うことが決まっているが「この時期に対戦相手が決まっていないのは不安ではあるが、海外でも1ヶ月前でも決まっていない場合が多いと聞く。これは新しい経験だと思い、集中して自分のできることを精一杯やっていきたい」と今度で12回目の世界戦となる激闘王は前向きなコメントを口にした。「年を食ってもちゃんとボクシングをできるんだぞというところを見せたい。年末はたくさん個性の強い選手が出る中で自分も色を出せる試合を見せていきたい」と抱負を語った。
肉体的には良い感じ
 八重樫を担当する松本好二トレーナーは「問題なくきている。メンタルと肉体の融合に気を付けさせたい。どちらが勝ってもいいように研究しているが今は本人の足固めをしているところ」と語った。
清水がプロ2戦目
 アンダーカードにはロンドンオリンピック銅メダリストで9月にプロデビュー戦を飾った清水聡(30=大橋)が出場。対戦相手は未定だが、「前の試合より良い状態にきている。当日は世界戦が3つあり僕の入る隙(テレビの枠)はないなと思ったのですが、八重樫さんあたりが早く倒してくれて僕もスルスルっ て入ることができれば。それをモチベーションに頑張りたい」と笑いを誘った。
大橋秀行会長
 大橋秀行会長は「清水は次の試合は軽くクリアしてもらって、来年に大きな勝負を仕掛けたい。楽しみにしていてください」と期待を寄せた。