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5月3日(日本時間4日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるウェルター級王座統一戦に関し
WBCは、フロイド・メイウェザー(37=米)がマルコス・マイダナ(30=亜)敗れた場合、ウェルター級王座のみならずスーパーウェルター級王座も失うことになると発表した。
フロイド•メイウェザー
メイウェザーは11年9月にビクター・オルティス(米)に4回KO勝ちを収めてWBC世界ウェルター級王座を獲得。翌年にはミゲール・コット(プエルトリコ)に勝ってWBAのスーパーウェルター級スーパー王座を手にした。さらに昨年9月のサウル・アルバレス(メキシコ)戦ではWBCのスーパーウェルター級王座も獲得した。WBCは昨年12月をリミットとしてウェルター級かスーパーウェルター級どちらかの王座返上を迫ったが、結局は進展がないまま現在に至っている。こうしたなか今回のマイダナ戦を前にWBCは、メイウェザーが負けた場合はウェルター級王座だけでなく、スーパーウェルター級王座も同時に失うと声明を出した。2階級の王座を同時に保持する王者が軽い階級で負けた場合は重い方の王座も失うというWBCルールに照合しての措置という。マイダナが勝った場合はウェルター級王座はWBA、WBCともマイダナが保持することになるが、WBCのスーパーウェルター級王座は空位になる。