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[動画・公開練習]2013.12.25

肉を食べつつ減量の三浦

 大晦日、大田区総合体育館で2位のダンテ・ハルドン(25=メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨むWBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29)が25日、所属する都内の帝拳ジムで練習を公開した。すでにスパーリングを切り上げている三浦は連日、肉を食べながら減量に努めており、リミットまで500g前後に迫っている
必ずKOで勝つ
 練習を前に合同取材に応じた三浦の頬はこけていたが、血色は悪くなかった。スーパーフェザー級のリミット58.9キロまで残り500g前後。「食べないと動けないので、昨日も和牛を100g食べました。きょうも体重をみながら食べるかもしれません」と、三浦は相好を崩した。
三浦陣営
 スパーリングはフィリピン人パートナーを相手に101ラウンドを消化し、すでに先週で打ち上げた。「最高の状態できている」という王者を、帝拳ジムの浜田剛史代表は「あとは風邪をひかないように用心すること」と言って戒めた。
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 挑戦者のハルドンは27戦24勝(20KO)3敗の強打者で、30戦26勝(19KO)2敗2分)の三浦よりも高いKO率を誇る。打撃戦を好むスラッガーだけに、三浦がおうリスクは高いものがある。それでも8月の初防衛戦を敵地メキシコで行い、ダウン応酬のすえ判定で勝った実績が王者の自信の裏づけになっている。「日本での試合なので、さらに自信をもって戦えます。ただ油断はしないように気をつけます」と気を引き締めた。
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 試合展開については「(ハルドンは)好戦的だけれど足も若干つかえるので、圧力をかけて下がらせて最後はボンバー・レフトで決めたいですね」と理想のパターンを口にした。4月の戴冠試合、8月の初防衛戦に続いて壮絶な打撃戦が予想されるが、「自分のパンチだけを当ててKOで勝ちます。お客さんが喜ぶ豪快ですっきりする試合を見せます」と、完勝を宣言した。
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 この日の練習はシャドーボクシング3ラウンド、葛西裕一トレーナーとのミット打ち2ラウンド、サンドバッグ打ち1ラウンドと軽めのメニューだった。それでも小さく踏み出して相手を追い込むパターンをイメージさせる動きを繰り返し、左ストレート、返しの右フックなどをミットにめり込ませていた。
 明日26日には挑戦者ハルドンが練習を公開することになっている。大晦日決戦まで、あと6日。

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