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11月10日に5度目の防衛戦を迎えるWBC世界バンタム級王者の山中慎介が1日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。
V5戦は11月10日
王者戴冠以降、サウスポーとの対戦が四度続いた山中は「最初は少し戸惑ったけど、今は自分の距離で戦えるようになった」と、通常とは逆の右対策に時間を費やしたことを笑顔で明かした。その上で、サウスポーとオーソドックス(右)では、戦い方が違うとしながらも、右の使い方が上達したという山中は「右の返し」が10日の試合を左右するとの見解を示した。
場所は両国国技館
会見後の練習では大和心トレーナーを相手に、左ストレートのあとの右の返しとワンツーの踏み込みを入念に確認した。また、フィリピンから招聘したレイ・ペレス(23=OPBFスーパーフライ級8位)と2ラウンドのスパーを公開し、順調な仕上がりぶりをアピールした。
練習パートナーのレイ・ペレス
「コンディションのつくり方がうまくなった」と帝拳ジム、浜田剛史代表が話すように山中自身も「減量も順調に来ているので、普段よりも余裕がある」と穏やかな表情を浮かべた。
ゴッドレフト健在
「足を使うし、避けるのがうまい選手なので、難しいと思うが、KOで倒す」と挑戦者アルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)を捕まえることを誓った山中慎介。「ゲバラ対策というよりは右対策」と話した神の左に期待したい。
山中慎介