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12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターではティモシー・ブラッドリー(30=米)対ファン・マヌエル・マルケス(40=メキシコ)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチのほか、WBO世界フェザー級王座決定戦も行われる。試合を2日後に控えた10日、3位のオルランド・サリド(32=メキシコ)と1位のオルランド・クルス(32=プエルトリコ)が会見に臨んだ。
オルランド・サリド
このタイトルは今年1月までサリドが持っていたが、3度目の防衛戦でミゲール・ガルシア(米)に8回負傷判定負けを喫し陥落。ところが、そのガルシアが6月の初防衛戦を前に計量で失格になったため空位になった。運よく再起戦が決定戦になったサリドは「戦争のような激しい試合になるだろう。でも勝つために万全の準備をしてきたので問題ない」ときっぱり。
オルランド・クルス
対するサウスポーのクルスは32歳にして初の世界挑戦となる。「土曜日には私が世界チャンピオンさ」と、こちらも自信を口にした。戦績はサリドが54戦39勝(27KO)12敗2分1無効試合。クルスは23戦20勝(10KO)2敗1分。
ワシル・ロマチェンコ
この試合の勝者には、同じく12日の前座でプロデビュー戦を迎える五輪連覇のワシル・ロマチェンコ(25=ウクライナ)が挑戦する計画がある。すでに来年1月25日、ニューヨークという具体的な日程まで出ているほどだ。メインのブラッドリー対マルケスだけでなく、アンダーカードにも要注目だ。