[記者会見]2026.10.28
和田まどかが世界挑戦権を懸けた仕切り直しの一戦
WBA(世界ボクシング協会)ライトミニマム級2位の和田まどか(31=DANGAN)が27日、ドームシティ内の特設会場で開かれた記者会見に出席し、世界挑戦権を懸けた一戦への意気込みを語った。対戦相手の変更を経て迎える仕切り直しの舞台で、世界への道を切り開けるか。
和田は、11月26日(木)、EBARA WAVE おおた(大田区総合体育館)で開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING」の第1試合で、同級8位のワチャラポーン・ナムポーン(25=タイ)と世界挑戦権を争う。
当初は同級3位のエマ・ネスビット(21=ニュージーランド)との対戦が予定されていたが、ネスビットが出場困難となったことを受け、対戦カードが変更された。
和田は今年7月、ニュージーランドでネスビットと対戦。終始主導権を握り、最終ラウンドには左ボディでダウンを奪ったかに見えたが、レフェリーはダウンを認めず、和田にローブローによる減点を科した。
試合は、和田の判定負けとなったものの、その後、WBAが試合映像を検証し、和田の判定勝ちと判断。即時再戦を命じていた。11月26日の一戦では、新たな相手との対戦で世界挑戦権獲得を目指す。
試合をプロモートする大橋秀行会長は「和田選手はニュージーランドで不当な採点で負けてしまい、残念な思いでいたが、11月26日に出場していただけることをうれしく思う。悔しさを存分にぶつけて世界挑戦権を勝ち取ってもらいたい」と期待を寄せた。
和田は「大きなイベントで試合を組んでいただき感謝している。ニュージーランドで10ラウンドにボディブローで10カウントまで持っていったが、レフェリーからローブローという厳しい判定を受け、負けがついてしまった。再戦を実現させるために多くの方が動いてくださった。対戦相手は変わってしまったが、負けられない戦いは続いている。インパクトを残す。KOで勝つ」と決意を示した。
ワチャラポーンの印象については「今まで戦ってきたタイ人選手とは違う雰囲気がある。世界ランカーでタフ」と話し、「しっかりとパンチをまとめてKOにつなげていきたい」と意気込んだ。
ニュージーランドでの試合後については、「怒りでも悲しみでもなく、どういう感情を持っているのかわからない、記憶が曖昧な精神状態だった」と振り返った。帰国後、自分のために多くの人が動いていると感じ、「絶対にあの相手に勝ちたい、世界チャンピオンになるという思いがより強くなった。チームや関係者が私の心を支えてくれた。絶対に世界チャンピオンになって恩返しする」と語った。
「対戦相手は変わったが、女子ボクシングを盛り上げるためにも次戦もKOを達成したい。そこに向けて仕上げている」と話し、和田は11月26日のリングに上がる。
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