[試合後談話]2026.9.8
木村蓮太朗vs渡邊海! 1000万円トーナメントに激震!

日本スーパーフェザー級1位の木村蓮太朗(29=駿河男児)と同級3位の渡邊海(23=ライオンズ)が8日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル160」で、スーパーフェザー級1000万円トーナメント準決勝に臨んだ。
優勝候補の一角と目された木村と、勢いに乗る渡邊による注目の一戦は、会場が騒然となる衝撃的な結末を迎えた。
初回、サウスポー木村がジャブを飛ばしながらプレスをかけるのに対し、渡邊は右アッパーで迎え撃ち応戦。ラウンド終盤、木村はプッシュしながら、ボディにパンチを集めて体力を削る作戦。2回、渡邊は左フックから追撃の右ストレートで痛烈なダウンを奪取。再開後、ダメージが甚大な木村に襲い掛かり、右ストレートで前のめりに倒すと、レフェリーはノーカウントでストップした。ダメージが深い木村は担架で運ばれた。
会心のKO勝ちを収めた渡邊は「倒したパンチは狙っていた。相手がサウスポーなので、ボディを1発突いて、相手の意識が下にいった時に、死角からそのまま上(顔面)に打った」と、狙い通りの一撃だったことを明かした。
さらに、「以前、スパーリングをしたが癖があった。癖はそうそう直らない。そこが狙いだったので、インタビューでも言わなかった」と、木村の動きを事前に分析し、勝負の瞬間まで胸の内に秘めていたことを語った。
ダウンを奪った直後、一気に仕留めに行くか迷いもあった。渡邊は「ダウンを奪った後は、仕留めに行くか迷ったが、(逆転KO負けした)麗王戦(齋藤麗王/28=帝拳)を思い出した。しかし、スタミナが切れてもいいと思って、悩んで引くよりも勝負をかけた」と、過去の敗戦を振り切って攻め抜いた心境を明かした。
「木村選手は評価が高い選手なので、超えることができて嬉しい」と、木村への敬意を示しながら勝利を喜んだ。
決勝では木谷陸(25=KG大和)と激突する。渡邊は「決勝は皆が予想していなかった対決。木谷選手とは英豪戦の時にスパーリングを2回やっている。独特のリズムがあって強い選手。手の内もバレバレだが、やるしかない。ダメージもないので、決勝に向けてしっかり練習して、少しある不安を打ち消して自分を信じたい」と、頂点を懸けた一戦に気持ちを向けた。
木村は検査のため病院に向かい、会見は行われなかった。
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