[試合後会見]2026.7.15
後楽園ホール初見参の尾崎優日! 世界を見据える23歳が得た収穫と宿題

前WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の尾崎優日(23=ワールドスポーツ)が15日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 13」のメインイベントに出場、同級3位のジェリー・フランシスコ(29=比)と空位の王座を争った。
プロ初の後楽園ホールのリングに上がった尾崎のパフォーマンスに注目が集まった。会場の期待を背負って臨んだ一戦は、今後のライトフライ級戦線を占う意味でも大きな注目を集めた。
初回からサウスポー尾崎がスピードで翻弄。前の手でコントロールしながらワンツーを好打。4回、尾崎は左カウンターでグラつかせると、上下に打ち分け攻勢をかけた。必死に食い下がったフランシスコだが、右目下を腫らして守勢を強いられた。6ラウンドが終わると、ダメージの深さを考慮したフランシスコ陣営が棄権を申し出た。
控室に戻ると、TREASURE BOXING PROMOTIONの伊藤雅雪代表は「5点。前に出ないとダメ」と辛口評価。
尾崎は「足で外してカウンターのワンパターンから抜け出せなかった。ただ、ラウンドが進むにつれて中に入って細かいパンチを当てていく閃きがあり、それを実行できた。がむしゃらさが出すぎてしまった」と、自身の内容を冷静に振り返った。
伊藤代表は「バックステップして打つのは分かるが、待ちのボクシングが長かった。センスの塊で、もっと出来るのを知っているので、今日のパフォーマンスでは納得できない。片鱗は見せたが次に期待ですね」とさらなる成長を求めた。
年内にもう一戦
さらに「まずは国内ナンバーワンを証明すること。年内はもう一戦。OPBF王者か日本王者との統一戦ができれば」と今後のプランを明かした。
プロキャリアで初めて後楽園ホールのリングに立った尾崎は「こんなに大きなイベントでワクワクしながら戦った」と充実した表情を見せた。
敗れたフランシスコは「悔しい。自分なりに頑張ったが相手の方が上手かった。フットワークやパンチのタイミングが良く、自分のパンチがなかなか当たらなかった」と尾崎の巧さを認め、「この経験を無駄にせず、また練習して強くなり、戻ってくる」と再起を誓った。
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