[インタビュー]2026.7.9
「敵地でも倒す」 和田まどか 世界挑戦へ覚悟のニュージーランド決戦
OPBF東洋太平洋女子ミニマム級王者でWBA(世界ボクシング協会)ライトミニマム級6位の和田まどか(31=DANGAN)は、7月31日(金)、ニュージーランドでWBA女子世界同級3位のエマ・ネスピット(ニュージーランド)とのWBA世界ライトミニマム級(アトム級)挑戦者決定戦に臨む。
アマチュア68戦58勝(10RSC)10敗、全日本選手権6度優勝、世界選手権銅メダリストという輝かしい実績を引っ提げ、2024年6月にプロデビュー。ここまで圧倒的な内容で6戦全勝(5KO)と存在感を示し、ついに世界への扉をこじ開けた。
敵地で待つのは完全アウェーの一戦。判定では勝ち切れないことも覚悟した上で、和田はKO決着を見据えてリングに上がる。世界へ続く大一番を前に、現在の心境を聞いた。
■ようやくビッグチャンスがきました。
和田 やっとですよ(笑)。最初、インスタのDMにプロモーターから連絡が来て。
■本当かな?と思いますよね。
和田 最初は詐欺か何かと思ったのですが、画像をスクリーンショットして石原さん(石原雄太トレーナー)に送りました。「こっちから連絡してみるよ」ということで、トントン拍子に決まりました。こっちも世界に通じる試合じゃないと行かないと思っていたのですが、交渉してくれました。最初は、世界挑戦者決定戦という感じでもなく、「とりあえず来いよ」みたいな感じでした(笑)。
■なかなか日本人選手との対戦が組まれず、世界のチャンスもない中、どのように捉えていましたか?
和田 でも、やり続けるしかないと思っていました。負けたら意味がないですし、試合があるだけありがたいと思っていました。試合が組まれない選手がいる中、コンスタントに組んでいただいたので、良い勝ち方をし続けるしかないと思っていました。まさか、いきなり敵地のニュージーランドに行くとは思いませんでした。
■アマチュア時代は、海外での試合に何度も行っていると思いますが。
和田 いろいろな国に行きました。アジアはほとんど行きましたし、ブルガリアやトルコ、カザフスタンにも行きました。ただ、プロボクサーになってから海外に行くのは初めてです。アマチュアの時は良い体制で現地入りができて、向こうで調整ができるくらいの期間に入れて、メンバーがたくさんいるので心強かったですが、今回は最少人数でいつ現地に入るかわからないので、そこの調整をどうしていくか。しかし、3人が来てくれるので心強いですよ。
■これまでの海外経験で一番印象深かった国を教えてください。
和田 インドです。メダルは獲ることができましたが、食事、寝床を含めてキツかったですね。水道の水は黄色いですし、食事もスパイスにやられた。3食カレー味でした。海外慣れしていますが、今回は向こうでの調整期間がわからないのと、試合をする時期のニュージーランドは寒いので、最後の最後までコンディションは気が抜けないです。
■ニュージーランドはボクシングが盛んなのか、わからないですね。
和田 アマチュアでは聞いたことがないですね。なのでオファーが来るとは思いませんでした。実際に対戦相手の映像を見ましたが、気持ちが強いファイターです。
■どうしても先入観ですが、判定は厳しいのではないかと思いますが。
和田 あると思いますし、話にも聞きますし。メキシコで戦った松田(松田恵里=花形)もそうでしたし。トントンの内容では勝てない。トントンの試合をするつもりはないので。
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