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[試合後会見]2026.4.7

拳で語った覚悟! 山中菫vs鵜川菜央が年間最高試合級の打撃戦

拳で語った覚悟! 山中菫vs鵜川菜央が年間最高試合級の打撃戦

 IBF(国際ボクシング連盟)アトム級王座決定戦が7日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル153」のメインイベントで行われ、元王者で同級1位の山中菫(24=真正)と同級3位の鵜川菜央(30=三迫)が第7代チャンピオンの座を懸けて激突した。

 序盤から緊張感あふれる主導権争いが展開される中、互いの持ち味が噛み合い、試合は一瞬たりとも目を離せない攻防へと発展。技術、気持ち、スタミナ。すべてが試される世界戦にふさわしい内容となり、会場の熱気はラウンドを追うごとに高まっていった!
山中菫(真正)が王座奪還!
 サウスポー山中が圧力を強めて、右フック、左ボディを軸に主導権を掌握。中盤以降も要所で有効打を重ねた山中に対し、鵜川も粘り強く応戦。終盤は鵜川は豊富な手数で攻勢をアピール。壮絶な打撃戦に会場は盛り上がりを見せた。採点は割れたが、山中が支持を集め、激戦を制して王座奪還に成功した。
「しんどい場面も会長の激で踏ん張れた」
 王座返り咲きに成功した山中は「勝ってホッとしたが、これでは王座統一はできない。もっとレベルアップしないといけない」と語り、満足する様子はなかった。

 「想像通り、手数が多くて気持ちも強かった」と鵜川を評価し、「途中しんどい場面でも会長の激で踏ん張れた。右ボディには手応えがあった」と振り返った。
4団体王座統一を目指す
 アトム級は日本人の世界ランカーが多数おり、狙われる立場だが、「会長に組んでもらった試合を一つずつクリアして、4団体王座統一に進みたい」と、さらなる高みを見据えた。
「相手の土台が強かった」
 一方、わずかにベルトに手が届かなかった鵜川は「やっぱり強かった。勝利への執念を感じた」と相手を称賛。「プレッシャーが強く、左のタイミングも良かった。(パンチは)見えていたが、もらいすぎた」と試合を振り返り、「以前のスパーリングとは違い、パンチを打ち込める位置取りや土台の強さを感じた」と分析した。

 年間最高試合候補との声には「自分が世界戦をしていいのかと悩む日々もあったが、やることは変わらないと前向きに取り組んできた。そう評価してもらえるのは嬉しいが、形として残るものが欲しかった」と本音を吐露した。

 加藤健太トレーナーも「後半はこういう展開になると想定していたが、相手の執念が上だった。練習以上のものを出してくれた」と鵜川を称え、その健闘をねぎらった。
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