[試合後会見]2026.3.18
王者に突きつけられた試練。WBO-AP王者・宇津木秀のV3戦

WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチが18日、後楽園ホールで開催された「KADOEBI BOXING.4」のメインイベントで行われ、王者の宇津木秀(31=ワタナベ)と同級12位のアオキクリスチャーノ(37=角海老宝石)が熱戦を繰り広げた。
世界主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)でランキング入りを果たす宇津木と、4度目のタイトル挑戦に臨むアオキ。立場の異なる両者が、それぞれのプライドをぶつけ合った。
序盤から宇津木がジャブから左ボディを好打し、先制。変則的な動きで懐に入ろうとするアオキだが、思い通りの展開を作れず。アオキは、ボディにパンチを浴びて苦しい展開になったが、歯を食いしばりながら打ち返し、この試合に懸ける気持ちを見せた。乱戦に巻き込まれた宇津木だが、有効打で上回りポイントを加点。それでもアオキはしつこく前進。逆転を狙って最後までパンチを振るった。4〜6ポイント差をつけた宇津木が3度目の防衛に成功した。
試合後の控室で宇津木に笑顔はなかった。「負けていると思ったので、やってしまったなと思った」と切り出すと、「海外合宿に行かせてもらったのに、内容を見せることができなかった。初回から作戦通りにできなかった。途中、ガードを下げたり自分の甘さが出てしまった。冷静に戦ったつもりだったが空回りしていた。ムキになっていたのかもしれない。アオキさんが上手かった。勝ったことだけが救い」と反省を口にした。
同席した小林尚睦トレーナーも厳しい表情を崩さず、「よく生き残ったと思う。これが実力で、今の立ち位置。これを良い経験にしてくれるはず」と語り、さらなる成長を求めた。
一方、アオキは控室で「悔しいの一言です」と声を絞り出した。「効かせたのは分かったが、倒しきれなかった。冷静にいけば良かったが、あと一歩が足りなかった。やりたかったことは前よりできた。セコンドの指示は的確で、勝てなかったのは自分の問題。ベルトには着実に近づいているとは思うけど…」。言葉を詰まらせながら、大粒の涙を流した。
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