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OPBF東洋太平洋ライト級王座決定戦が15日、大坂・住吉スポーツセンターで開催された「You will be the Champion 27」のセミファイナルで行われ、同級1位の仲里周磨(29=オキナワ)と同級シルバー王者のジュン・ミンホ(32=韓国)が拳を交えた。
昨年5月、日本王座決定戦で引き分けに終わり、あと一歩で戴冠を逃した仲里にとって、再び巡ってきたタイトルチャンス。世界を目指すうえで是が非とも手にしたい、かつて父・仲里繁会長が保持していた東洋太平洋のベルトを獲得することはできたのか?
その大一番は、序盤から張り詰めた空気に包まれた。

仲里は立ち上がりからボディジャブを差し込み、被弾を避ける絶妙な距離をキープ。右ボディを好打しながら丁寧に組み立てる。一方のジュンは長いリーチを活かしたジャブで応戦し、間合いの主導権を巡る攻防が続いた。緊張感あふれる展開の中、5回に試合が動く。仲里の左フックが炸裂し、ダウンを奪取。一気に畳み掛けたい仲里だったが、ジュンはゴングに救われる。5回終了時点の途中採点は、44-50が2者、46-48が1者で、3者とも仲里を支持。後半に入っても仲里は冷静さを失わず、パンチを外しながら効果的にポイントを重ねていく。最後まで集中力を切らさず戦い抜いた仲里が、ジャッジ3者の支持を得て、第50代OPBF東洋太平洋ライト級新チャンピオンに輝いた。

「勝利の瞬間、まずはホッとした」ベルトを前にそう語った仲里は、試合を次のように振り返った。「相手はリーチが長いので、ギリギリ当たらない距離をキープしながら攻めることを心がけた。被弾を避けるため運動量は増えたが、スタミナは問題なかった。前半はボディで削って後半勝負と考えていたが、ジャブで差し負けずポイントを取れたのが良かった」。
倒し切ることも意識していたというが、「ポイントでは勝っていると思っていたが、欲を出して被弾やカットは避けたかった。最後まで丁寧に勝ちに徹した」と冷静さを強調した。
「やっと肩を並べることができた」
また、「東洋太平洋のグリーンのベルトはかっこいいですよね! WBCのグリーンベルトが一番好きなんです」と笑顔。父・繁会長もかつて手にしたOPBF王座を獲得し、「やっと肩を並べることができた。ここまで来た」と感慨深げに語った。
今後について仲里周磨は「世界を目指すために、まずは世界ランキングに入って、もっと上げたい。ライト級は本当に強い選手ばかり。簡単には上がらないと思うので、一戦一戦を大切に戦っていきたい」と気を引き締めた。

仲里繁会長は「まずはベルトを獲れたことで次に進める。世界ランキングにも入れると思う」。
ライト級戦線の厳しさを認めつつ、「沖縄にベルトを持ち帰ることで、地元のボクシング界が盛り上がってくれたら」と期待を込めた。
父親としては「日本タイトルもOPBFも取った。自分よりすごい。でも世界はまだまだ。もう一段階、二段階とレベルを上げなければならない」と、さらなる成長を促した。

一方、王座を陥落したジュンは「思ったプランどおりに戦えず残念だった」と振り返った。「相手が入ってきたところにジャブを合わせるつもりだったが、想定より前に出てこなかった。相手の距離に合わせてしまった」。
ダウンについては「左フックをもらった瞬間、足が滑って力が入らなかった」と説明。「また練習して修正し、レベルアップしたい」と前を向いた。





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