[試合後会見]2025.10.1
小國以載vsタッタナー! ダブルノックダウンの会場大興奮!

元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の小國以載(37=角海老宝石)が1日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 10」のメインイベント、スーパーバンタム級8回戦でWBC(世界ボクシング評議会)同級14位のタッタナー・ルワンポン(28=タイ)と対戦した。
前日計量で原点回帰を宣言した小國は、復活を遂げることができたのかーー。
試合が大きく動いたのは2回。左フックが交錯する中、小國が倒れると、タッタナーもキャンバスに手を突き、レフェリーはダブルノックダウンを宣告。再開後、タッタナーは攻勢を強めた。5回以降、小國はワンツー左ボディを軸に積極的な攻撃を展開。前に出るタッタナーに対し、小國は左ボディを突き刺し動きを止めると、右ストレートを好打した。
世界ランカーを撃破した小國は、「生き残りましたね!」と笑顔を見せると、「ダブルノックダウンなんて、そうない経験。効いてしまって『序盤なのにどうしよう』と思ったが、そこは経験でごまかした」と、人生初のダブルノックダウンを振り返りおどけた。
「ダウンは効いたが上手くごまかした」
「ボディを嫌がっているのはわかったが、それでも前に出てきて、さすが世界ランカーだと思った。ただ、フェイントがなかったのがラッキーだった。勝てて良かった。それに尽きる」と大粒の汗を拭った。
試合後のフラッシュインタビューで、昨年10月に対戦し敗れているWBO世界同級8位のフィリップス・ンギーチュンバ(29=南ア)との再戦を熱望。小國は「いつかやり返したいと思っていた。昨日の計量後に阿部さん(阿部弘幸トレーナー)とも話した」と言葉に力を込めた。
TREASURE BOXING PROMOTIONの伊藤雅雪代表は、「来年の3月に世界ランカーとの対戦を考えている」と話した。
タッタナーは試合後、「一生懸命戦ったが、この結果になってしまった。スポーツなので勝ち負けがあることは仕方ない」と語った。
ダブルノックダウンのシーンに関して「ダウンを取れたのか、取れていないのか分からず、不安なまま戦ってしまった。もう一度ダウンを取りに行ったが、打ち合いになってしまった。小國は左フックがうまかった」と振り返り、最後は「ありがとう」と感謝の気持ちを表し、取材を締めた。
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