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[試合後談話]2025.9.14

WBA世界ミニマム級新チャンピオンに笑顔なし

WBA世界ミニマム級新チャンピオンに笑顔なし

 WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王座決定戦が14日、名古屋IGアリーナで開催された「Lemino BOXING トリプル世界戦」で行われ、同級1位の高田勇仁(27=ライオンズ)と同級2位の松本流星(27=帝拳)が初戴冠を懸けて対戦した。

偶然のバッティング
 WBA世界ミニマム級王座決定戦は、27歳同士の高田勇仁と松本流星が激突。序盤は松本が左ストレートで印象を与え、互いに緊張感あふれる攻防を展開した。5回、偶然のバッティングで高田が倒れ、試合続行不能。負傷判定で松本が新王者となったが、松本に笑顔はなく、四方に手を合わせて頭を下げた。
新チャンピオン松本流星

 新王者となった松本は会見場に姿を見せると、まず「今は高田選手とライオンズジムの方々に申し訳ない気持ち」と謝罪を口にした。

 今回のタイトル獲得については「実感は特にないが、一つのカタチとしては良かった」と複雑な心境を明かし、試合については「プラン通りできていた。相手の出方次第で対応し、全てで上回る気持ちだった。(高田は)タイミングが独特で、今までの相手ともリズムが違かった。インターバルで戻るたびにセコンドに確認をして試合を進めていたから、ポイントを取っている手応えはあった」と振り返った。

負傷判定

 負傷判定での勝利について問われると「頭から行った訳でも、故意でもなく、自分がカットしていた可能性もある。今回の勝利は素直に喜べず、無事か心配だった。高田選手も納得していないと思う。もう1度、試合ができるならという気持ち」と胸の内を明かした。

 今後については「力はついてきているので、他のチャンピオンに負けないように自分を高めていく」と、更なる成長を誓い会見を締めくくった。

田中繊大トレーナー

 田中繊大トレーナーは「バッティングが起きることは想定してきた展開。ああなってしまい、高田選手とライオンズジムには申し訳ない」と語り、勝者陣営としても複雑な思いをにじませた。

サバサバとした表情の高田勇仁(ライオンズ)
 傷の手当てと精密検査を終えて、病院から会場に戻ってきた高田と渡邊利矢トレーナーは、会見の席で、「検査も問題なかった」と、報告した。

 バッティングシーンに関しては、「本人はパンチだと思っていたようで、額から血が飛び出したので、悔しがっていた」と、渡邊トレーナーが振り返った。

 高田は「もう一回できたらな。距離感掴めてきたので、いけるかなと思ったところだった。採点結果は今聞いたが、これからだと思っていた。止められたんで悔しい」と、今の心境を語った。

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