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[電話取材]2025.8.14

川浦龍生が最終ラウンドのピンチを振り返る

川浦龍生が最終ラウンドのピンチを振り返る

 WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の川浦龍生(31=三迫)が13日、電話取材に応じて防衛戦を振り返った。

 川浦は、8月12日、後楽園ホールで同級10位の白石聖(28=志成)に判定勝ちで、2度目の防衛に成功したものの、最終10ラウンドでは猛攻を受け、一時ピンチに陥った。あの場面では、どのようなことを考えていたのか深堀りした。
「途中から集中力が乱れた」
 川浦は、「陣営からは『ポイントは取っている』と言われていたが、自分としては確証がなかったので、最後のラウンドも取りにいった」と振り返り、「あの日の後楽園ホールはいつもより暑いなと感じていたが、リング上はさらに暑くて、3ラウンドくらいから汗が止まらなかった。そして、相手のラフ戦法で集中力が乱れたことで力みが生まれて、体力を消耗したと思う。最終ラウンドは(白石選手が)前に出てきたのに、体がついてこなかった」と、ピンチに陥った理由を分析した。
冷静さを保ち続けた
 それでも、クリンチでダメージを最小限に抑えたのはさすがだった。川浦は「下がってしまうと、レフェリーストップになる可能性も出てくる。『これはまずいな』と思って、打たれながらも前に出て、距離を潰すことに集中した」と、ピンチの中でも冷静だったことを明かした。
「気持ちのコントロールが課題」
 続けて「初回が終わった時点で、想像より距離が近いなと思ったので、良いパンチを当ててやろうと欲が出た。試合前にネット記事で相手のコメントを見て、少し感情的になっていた部分もあった。その反省も含め、集中力が切れそうになり、気持ちをコントロールし切れなかったのは課題」と語った。
WBA世界3位
 川浦は世界ランキングで高評価を受けており、WBA(世界ボクシング協会)では3位につけている。しかし、スーパーフライ級は、WBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)統一王者のジェシー・ロドリゲス(25=米)とWBA王者のフェルナンド・マルティネス(34=アルゼンチン)が、11月23日にサウジアラビア・リヤドで王座統一戦を予定しており、世界タイトルのチャンスが回ってくるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。

 「今は統一路線だが、将来的には王座返上などの動きも予想される。そうなった時に備えて、心構えはしっかりとしておきたい」。
川浦龍生に注目!
 試合後の食事では、コンビニで杏仁豆腐とシュークリームを買って満足したという川浦。「今は実家の徳島に帰省して、ゆっくりしたい」と休息をとる計画を明かし、2週間ほど休息後、ジムワークを再開する意向も語った。

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