ボクシングモバイルニュース

試合日程

試合結果

動画ニュース

ランキング

選手検索
[試合後談話]2025.6.19

日本フェザー級王者決定戦! 世界に一歩近づいたのは?

日本フェザー級王者決定戦! 世界に一歩近づいたのは?

 日本フェザー級王座決定戦が19日、大田区総合体育館で開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING」で行われ、同級1位の大久祐哉(28=金子)と同級2位の阿部麗也(32=KG大和)が対戦した。

日本フェザー級王座決定戦

 ランキング1位の大久が、空位の王座を懸けて元王者・阿部と拳を交えた。最後までアグレッシブに前へ出続けたが、試合巧者・阿部のリズムと回避を攻略しきれず、判定で王座獲得はならなかった。

世界再挑戦に向けて動き出す!

 会見場に姿を見せた大久は、悔しさを押し隠すように言葉を選びながらも「悔しい気持ちでいっぱいです。チャンピオンになるために、この試合に賭けてきました。タイトル戦の対戦相手が変わっても、モチベーションはまったく落ちることなく、準備はしっかりしてきたつもりでした。下馬評以上にやれると思っていたし、自分は勝てると思っていたが、結果がついてこなかったことが本当に悔しいです」と、胸の内を明かした。

 拳を交えた阿部については「ポイントの取り方、見せ方が上手くて、左ストレートのタイミングも良かった。そこは自分に足りない部分だったと思います」と、阿部の試合巧者ぶりを認めた。

大久祐哉(28=金子)

 リング上でベルトを掲げることはできなかったが「たくさんの人が鹿児島から応援に来てくれて、ベルトを見せて結果で恩返ししたかった。本当に悔しい。でも、チャンピオンになることが目標なので、今日の試合で得た課題をしっかり修正して、もう一度上を目指したいです」と、悔しさをバネに精進することを誓った。

 会見に同席した金子健太郎会長は「対戦相手の変更もあり、急遽サウスポー対策に切り替わったが、しっかり準備を重ねてきた。それでも相手の方が一枚上だった」と、振り返った。

 金子賢司トレーナーは「ボクシングモバイルの試合前の下馬評は、覆せると思っていたし、実際、負けていないと思っている。ジャッジの採点は受け入れるが、大いに不満はあります。でも阿部チャンピオンは人格者で、良い選手。今回は崩しきれなかった。ただ、大久はこの試合で2つも3つもステップアップしたと思っています」と、阿部を称えながらも、批判を承知で自身の選手に寄り添う姿勢は、崩さなかった。

悔しさが残る一敗

 元王者の阿部がランキング1位の大久を判定で下し、空位だった日本フェザー級の王座に返り咲いた。試合後、会見場に姿を現した阿部は、落ち着いた口調で「まず、勝てたことにホッとしているが、納得いく内容ではありませんでした。このベルトを獲れたことが救いです」と語ると、試合については「途中採点を聞いて、大久選手が後半に前へ出てくるのは想定していました。ただ、セコンドから“前で勝負していい”という指示があり、自分の中で“良い距離で戦えている”という感覚があって、戦い方に少し迷いが出てしまいました」と、冷静に振り返った。

このベルトが目標ではない。

 今後の展望については「このベルトが目標ではありません。もっと上を目指します。世界戦はタイミングや運もあるので“いつ”とは言えませんが、1戦1戦をしっかりクリアして、今よりさらに精進していきたい」と、世界を明言せずともさらなる高みを、静かに口した。

 片渕剛太会長は「もっと差をつけて勝てると思っていましたが、大久選手の打たれても前に出る気持ちの強さが、試合を拮抗させた」と、大久を気持ちの強さを讃えた。


試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバトップページへ戻る