[前日計量]2025.3.29
重岡優大とジェルサエムが計量をクリア!

WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチの前日計量と記者会見が29日、愛知県国際展示場で行われ、王者のメルビン・ジェルサエム(31=比)と挑戦者で同級1位の重岡優大(27=ワタナベ)が1年ぶりに対峙した。ジェルサエムは47.2kg、重岡は47.5kgでクリアした。
因縁のリマッチは、明日(30日)、愛知県国際展示場ホールAで開催される「3150×LUSHBOMU vol.5」のメインイベントで行われ、ABEMAで無料ライブ配信される。
計量後、囲み取材に応じた重岡は、「超ベストコンディション。周りからもよく仕上がったと言われるが、今回は自分でも一番仕上がった実感がある」と、自信に満ちた様子で語った。
「誰が見てもわかる内容で勝つ」
1年ぶりの再戦にあたり、「今回は自分が挑戦者として挑む。相手をリスペクトしつつ、ぶっ倒すつもり。100人が見て、100人がわかる内容で」と、完全決着を約束した。
この試合に向けて持ち前の攻撃力だけでなく、ディフェンス面を強化し、レベルアップを図ってきた。「相手がしたいことをさせない。それが攻撃にも活きてくる。これまでとはまた違う動きを見せる。KOになるなら中盤から終盤にかけてになるのではないか」と意気込んだ。
1年前の借りを返す!
1年前に愛知でのプロ入り初の黒星を振り返り、「試合後は、美味しいものを食べて良い思い出にしたい」と、リベンジと王座奪還を誓った。
一方、渋滞のため予定時間を3分ほど遅れて計量会場に到着したジェルサエムだが、計量は無事にパスした。ジェルサエムは、「どんな展開になっても自分が勝つ。先のことは考えていない。愛知は第2のホームタウン。前回より明確に勝つ」と返り討ちに自信を示した。
■検診結果
WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:メルビン・ジェルサエム(フィリピン)
血圧:130/81mm/Hg
脈拍:52/min
体温:34.0℃
挑戦者:重岡優大(ワタナベ)
血圧:135/88mm/Hg
脈拍:52/min
体温:35.2℃
レフェリー:レイモンド・チャン(香港)
ジャッジ:ジェセフ・グウィルト(タイ)
ジャッジ:クリス・テレス(米国)
ジャッジ:タウット・プルームサムラン(タイ)
スーパーバイザー:アクー・ジャン(中国)
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