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WBO(世界ボクシング機構)世界スーパーフライ級タイトルマッチで、初防衛に臨むチャンピオンの田中恒成(29=畑中)と、挑戦者のプメレレ・カフ(30=南ア)が11日、都内の東京ドームホテルで行われた「Prime Video Boxing 10」の合同記者会見に臨んだ。
田中恒成(畑中)
挑戦者のカフと隣り合わせで着席した田中は「カフ選手と会って、体調も良さそうなので楽しみ。いい試合になる」と、リラックスしたトーンで意気込みを語った。カフの印象を問われると、髪の毛をパープルに染めてきたことに関して「おばあちゃんも鮮やかなパープルに染めていたので、威嚇にはならない」とジョークで、場の空気を和ませた。
世界戦7試合と、那須川天心(26=帝拳)のタイトル初挑戦で盛り上がる「Prime Video Boxing 10」の会見だったが、「自分を見失わないようにしたい」と、他の選手と自分を比較することを避けた。
田中恒成vsプメレレ・カフ
今後に関する質問には、「僕のキャリアには1敗がついている。成長した状態で、あらためて戦いたい」と暗に、元世界王者の井岡一翔(35=志成)とのリベンジマッチを示唆した。
プメレレ・カフ(南ア)
今回の世界挑戦に関してカフは、「チャンスをくれた帝拳プロモーションとチャンピオンに感謝しています。100%出し切って、チャンピオンになる」と意気込みを語った。田中と初対面した印象は、「いいやつに思える。戦っているところを見たが、思っていたよりも少し小柄に見えた」と笑顔で話した。