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IBF(国際ボクシング連綿)ヘビー級王者ダニエル・デュボア(27=英)が英国時間21日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで初防衛戦を決行。元世界ヘビー級3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(34=英)を相手に、暫定から正規に昇格したIBF王座の初防衛戦に臨んだ。英国ボクシング史上最高の観客数となる96,000人を集めて開催されたメインイベント、英国人ヘビー級対決は、衝撃の結末が待っていた。
デュボアが4度倒し、圧勝の初防衛
超満員のウェンブリースタジアムが初回から揺れた。ラウンド終了間際にデュボアが右フックを顎に決めて、先制のダウンをジョシュアから奪う。続く2回もデュボアは右を効かせ、連打でジョシュアを追い込んだ。3回にも残り10秒に入るところでデュボアが右アッパーから左フックを振り抜くと、ジョシュアはよろめきながら2度目のダウン。4回開始時にも攻撃を受けたジョシュアは、スリップ気味に3度目のダウンを喫する。そして迎えた5回、ジョシュアは意地の反撃で右ストレートを見舞うと、一気に会場のボルテージは最高潮に上り詰める。連続で攻め込んだジョシュアに対し、デュボアが渾身の右カウンターを撃ち抜くと、ジョシュアがぶっ倒れた。ここまでは、何度も立ち上がってきたジョシュアだが、流石に立ち上がることができず。カウントアウト。デュボアが圧巻の5回59秒KO勝ちで、初防衛戦に成功した。
観衆記録更新の96000人