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[試合後談話]2024.5.14

木村蓮太朗。試合後も笑顔なし。

 日本フェザー級1位の木村蓮太朗(26=駿河男児)が14日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル115 &ふじの国 PROFESSIONAL BOXING 5」58.0kg契約8回戦で、ジェス・レイ・ワミナル(29=比)と対戦した。

 前日計量で、木村は契約体重を1.5kg、ワミナルは300gオーバーした。

 62.5kgをリミットとする当日計量を、午前10時に行うことで両陣営が合意。木村は62.4kg、ワミナルは61.2kgだったため、試合が行われた。
初回KO勝ち
 サウスポー木村が左ボディストレートでダウンを奪うと、ダメージが深いワミナルは立てず。レフェリーは10カウントを数え上げた。

 勝利した木村だが、笑顔を見せることなく、「プロボクサーとして、やってはいけないことをした。本当に申し訳ございません」と、リング上で深々と頭を下げた。
「自分の甘さが出てしまった」
 試合後、囲み取材に応じた木村は、「一昨年から水抜きをするようになって以降、知識が足りない中で(水抜きに)頼ってしまった」と、減量失敗の原因を説明。「自分の甘さを反省している」と厳しい表情を浮かべた。直前に約5.5kg落とそうとして、4kgまでは落ちたが、残り1.5kgは一切落ちなくなったという。
「今後のことはしっかりと考えていく」
 「今後のことに関しては、何も言える資格はない。まだ、続けるとか辞めるとかの決断はできない。いろいろな意見を聞きながら、これからのことを考えていきたい」と話すにとどめた。

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