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[試合後談話]2024.4.21

関西の新星! 韓亮昊が魅せた!

 アマチュア社会人選手権優勝の実績を持つ韓亮昊(はん・りゃんほ/26=六島)が21日、大阪市立住吉区民センターで開催された「コスメフェリーチェ株式会社 株式会社ベックPRESENTS You Will be the champion 19」スーパーフライ級6回戦で、WBOアジアパシフィック同級15位のスラット・イアムオン(17=タイ)を相手にデビュー戦に臨んだ。

 セミファイナルの前には、5月4日(土)、世界初挑戦するIBF(国際ボクシング連盟)バンタム級1位の西田凌佑(27=六島)が公開練習に臨んだ。
プロ初勝利!
 サウスポー韓がキレ味鋭いジャブを飛ばすと、左カウンターを好打。スラットの右ストレートを前後の動きでかわして、会場を沸かせた。勝負が決まったのは3回。韓は、右ボディから連打で攻勢。最後は左ストレートでキャンバスに沈めた。
「ディフェンスを意識した」
 試合後、取材に応じた韓は「向かい合ってパンチを出してこなかったので、ステップインとアウトを意識しながら仕掛けた。コンビネーションにつなげられず単発になってしまったが、デビュー戦としては合格点。勝ててホッとしている」とプロ初勝利を喜んだ。

Sフライ級で頂点を目指す

 完成度の高さを見せたホープは、「会長が決めた試合を一戦一戦勝っていく。年内には上位ランカーを倒して、来年か再来年にはタイトルに絡んでいきたい」と抱負を語った。
西田凌佑(六島)が公開練習
 決戦を2週間後に控えた西田は、シャドーボクシングとミット打ちを1ラウンドずつ披露。武市晃輔チーフトレーナーが持つミットにテンポよくパンチを打ち込むと、客席から「やっぱり(パンチが)速いな!」と感嘆の声があがった。
5月4日(土)に世界初挑戦
 マイクを握った西田は、「ここまでやるべきことはやってきた。怪我もなく順調に仕上がっている。スピード、パワー、テクニックはロドリゲス選手が上だが、会長やトレーナー、家族、応援者の期待に応えたい。強い気持ちを持って戦う。必ず勝ちます」と王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)撃破を誓った。

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