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WBA(世界ボクシング協会)バンタム級1位の石田匠(32=井岡)が19日、大阪市内の井岡ジムで報道陣に練習を公開した。
石田は、5月6日(月・祝)、東京ドームで王者の井上拓真(28=大橋)に挑戦する。世界戦の舞台に上がるのは、2017年10月に当時のWBA世界スーパーフライ級王者のカリド・ヤファイ(英)に挑んで以来、約6年7ヶ月ぶりとなる。
2度目の世界挑戦に臨む石田は、地元への思いを熱く語った。
石田は、5月6日(月・祝)、東京ドームで王者の井上拓真(28=大橋)に挑戦する。世界戦の舞台に上がるのは、2017年10月に当時のWBA世界スーパーフライ級王者のカリド・ヤファイ(英)に挑んで以来、約6年7ヶ月ぶりとなる。
2度目の世界挑戦に臨む石田は、地元への思いを熱く語った。
東京での試合は約10年ぶり
ボクシングを始めてから、ずっと大阪で活躍してきた石田にとって、関西への思いは強い。「今は関西に世界チャンピオンがいないが、自分がベルトを獲ることで、一翔さん(井岡一翔)や長谷川さん(長谷川穂積)が関西で世界戦をしていた頃のような時代にしたい。府立体育館(エディオンアリーナ大阪第1競技場)で世界戦がしたい」と言葉に力を込めた。
この試合に向けて、フィリピンからカルロ・デメシーリョ(28=比)とジェラルド・パクラー(26=比)を招聘。115ラウンドのスパーリングを消化する。
この試合に向けて、フィリピンからカルロ・デメシーリョ(28=比)とジェラルド・パクラー(26=比)を招聘。115ラウンドのスパーリングを消化する。
メンタルの成長を実感
石田は、昨年6月にビクター・サンティリャン(ドミニカ共和国)との世界挑戦者決定戦を制して挑戦権を獲得。ついに悲願の世界戦に臨む。
「前回の世界戦と比べて、気持ちが強くなった。今回は挑戦者なので、自分のボクシングを貫きつつ倒しにいく。大きな舞台なので、インパクトを残す。経験を積んできたので、東京ドームだろうが後楽園ホールだろうが一緒。自分が負ける姿は想像できない」と強気の言葉を並べた。
「前回の世界戦と比べて、気持ちが強くなった。今回は挑戦者なので、自分のボクシングを貫きつつ倒しにいく。大きな舞台なので、インパクトを残す。経験を積んできたので、東京ドームだろうが後楽園ホールだろうが一緒。自分が負ける姿は想像できない」と強気の言葉を並べた。
「挑戦者らしく攻めていく」石田匠
井岡一法会長は「8ラウンドが終了した時点で、レフェリーストップがかかるか、残りのラウンドで楽に戦える状況にしておくか。誰が見てもワンサイドという試合をしないといけない」と、はっぱをかけた。
シャープなパンチを披露
会見後には、シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、ミット打ちを披露。多彩な左はキレ味抜群で、重心を落としてのワンツーは力強さを感じさせた。
東京ドームで魅せる!
練習を終えた石田は、「こんなに多くの記者に来てもらってありがたいです。絶対に世界チャンピオンになります!」と拳を握り締めた。